
画像はイメージ(AIで作成)
経営者のコスト削減意識が、とんでもない方向に暴走することがある。西日本在住の50代女性が、かつて勤務していたコンビニの店長について、呆れた経験談を寄せた。
その店舗はフランチャイズ店で、店長は人件費を削るため、本来2人体制の深夜勤務を女性1人だけにさせていた。信じられないことに、防犯対策として店長が持ち出したのはこんな武器だった。
「『何かあったらコレで』と渡されたのは竹やり!? 戦時中か?」
本物の竹やりではなく、似た棒か何かだったのかもしれないが、どちらにしてもあり得ないやり方だ。(文:篠原みつき)
「廃棄するパン」をかじりながら売上計算する店長
深夜に女性一人に店をまかせる時点で、防犯意識も従業員を守る気持ちも低いことがうかがえる。店長は女性が深夜勤務を終える早朝にやってきたという。だが、その行動も理解しがたいものだった。
「『廃棄するパン』をかじりながら売上金の計算をしてATMで入金して帰る。接客なんてしたことない」
客対応は従業員に丸投げし、事務仕事を済ませた後はさっさと店を後にしていたのだ。
後日、さらに呆れる出来事が起きる。あるドキュメンタリー番組で、何故か女性のいる店舗が取り上げられたという。店長はといえば
「その時初めてパツンパツンの制服を来てカウンターの中に立ってるのを撮影してた」
普段は接客すらせず、廃棄パンを漁っている店長が、テレビカメラの前では店員ぶっていたのだ。この光景に、女性は一気に冷めてしまったようだ。
「アホらしくなって私は辞めました」
その番組も信じられなくなり、「観なくなった」と呆れたように書いていた。退職を決意した主な原因は店長だろうが、テレビ番組にまで不信感を抱く結果となったようだ。
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