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上司には部下をリードすることが期待されるが、時には部下が上司に指示を出す逆転現象も起こるようだ。投稿を寄せた20代女性(事務・管理)は、「管理職の上司とともにとある案件企業の担当」を任されたそう。
企業の担当になってから数か月が経った頃、「かなり急ぎの案件をお願いしたい」と先方から依頼があった。そこで、先方担当者数名と上司、女性で打ち合わせを行った。しかし、その直後予想外の展開となった。(文:長田コウ)
上司の「僕は何をすればいい?」発言にドン引き
上司が信じられないことを言ってきたのは、打ち合わせ完了後のことだった。
「上司から衝撃の一言。『僕は何をすればいい?』いい年の管理職おじさんが、事務職の小娘に指示を求めている…?と耳を疑いました」
と、当時の心境を明かす。女性は打ち合わせで話したことをもとに、こう返した。
「打ち合わせの通りかと思います。まずは○○の確認からお願いできますか?」
すると、上司はさらに「それはどこに確認すればいいの?」と返してきたという。結局、「その後も手取足取り逐一指示を出してなんとかその案件をやり遂げました」と、振り返っている。
上司を擁護するなら、普段はレイヤーが上の仕事をしているため、個別の案件に取り組むのは慣れていない可能性がある、といったところだろうか。しかし、女性はこの状況について、「私の職場では、管理職を事務職が管理するという逆転現象が起きています」と指摘し、
「年功序列の時代が生みだしたモンスターだと思います」
と呆れたようにこう書いていた。
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