信じられない言動だが、さらに驚くのはその状況だ。
「お店の電話でその話をしていたため、店内のスタッフ全員がその話を聞いてました」
店長が堂々と店を放棄する旨を聞かされたスタッフたち。男性は、店長に対する感情を「みんな軽蔑の目で見てたと思います」と振り返る。
それから2年後、男性は社員ではなかったものの、店長として新しい店舗を任されることになった。すると、正社員の責任者としてやって来たのが、前述の元店長だったという。
「あっちは私より上の立場だと思ってたようで、こう話しかけてきました。『お前と一緒になんかお店をやりたくない。だから、店長かえろ!』と私を馬鹿にしてきました」
かつて職場を放り出した人物とは思えない言い草だ。しかし、男性は臆しなかった。
「その時、私は『自分の任された店を逃げ出したお前が何言ってんの?』と言いました」
痛いところを突かれたのだろう。「そう言われてから、その社員はおとなしくなりました」とのこと。過去の行いを見ている人間を前に、さすがにバツが悪くなったのだろう。
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