有休は「台風や豪雨、雪の時だけ」使用可、5日超えると“忌引き扱い”で無給のトンデモ職場 | キャリコネニュース - Page 2
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有休は「台風や豪雨、雪の時だけ」使用可、5日超えると“忌引き扱い”で無給のトンデモ職場

会社側は、社員が権利意識を持たないよう、情報を徹底的に隠蔽していた。

「有休の残日数も給与明細に記載しておらず、なるべく社員が有休の事に目を触れさせないようにされており」

勤務先はフランチャイズ企業だった。社長は「有休は俺に聞け」と公言するが、肝心の残日数は教えてくれない。

女性は先輩社員から「本社人事部に問い合わせるとあっさり教えてもらえる」と助言を受けた。おそらく、勤怠システムなどが本社と共通なのだろう。女性が自分で本社の人事部に電話すると、それが社長の逆鱗に触れた。

「フランチャイズ社長から、個人が本社に電話してはいけないルールだからお前はルール違反だと怒鳴られる」

「社員同士の連絡先交換を禁止していた」

この理不尽なルールの背景には、社長による極端な「えこひいき」があった。

「気に入ってる他の同僚には、有休取らせてやるけど、他の皆には内緒だよと、言われていたらしい」

差別的な扱いは有休だけにとどまらない。「給与や、交通費なども同じ契約社員でも待遇が違う」という。

こうした不平等が明るみに出ることを恐れてか、会社は異常なまでの情報統制を敷いていた。

「社員同士が連絡を取り合うと待遇の差や、人によって言った事が違うのがバレるからか、社員同士の連絡先交換を禁止していた」

労働者の正当な権利を踏みにじり、不都合な真実がバレないよう社員同士の交流まで禁じる。普通の人ならウンザリしてしまうだろう。

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