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接客業に従事していると、理不尽なクレーマーに出くわすことがある。投稿を寄せた大阪府の60代女性(事務・管理)は、某大手コンビニに勤めていたときの出来事を振り返った。レジで公共料金の収納代行を行っていた時のことだ。(文:長田コウ)
「あの爺さんはこういう場所しか偉そうによう言わんねん」とフォロー
通常、収納代行では支払いの内容や金額に間違いがないか、客自身がレジのタッチパネルで承認ボタンを押す必要がある。店員が勝手に押すことはできないルールだ。
女性は、「お客様画面タッチお願いします」と伝えた。すると、客の男性は突然怒鳴り声をあげた。
「何でそんなもんせなあかん」
画面の承認ボタンを押してもらわなければ、決済処理は進まない。女性は「タッチして頂かないと、お会計に進めませんよ、画面タッチお願いします」と再度促した。これに、男性はあからさまに不機嫌な態度をとった。
「はぁ、邪魔臭いの~何処やねん」
悪態をつきながら、画面を「バーン」と乱暴に叩いたそう。女性は、「滅茶気分悪かったです」と当時の心境を明かしている。
その一部始終を見ていたのが、店のオーナーだった。オーナーは女性に対して、こう声をかけてくれた。
「気にし~なや。あの爺さんはこういう場所しか偉そうによう言わんねん」
女性はこの言葉にフォローされたものの、やはり暴言を吐かれたショックは大きかったようだ。「1日中気分悪かったです。(引きずりました)」と振り返っている。オーナーの言葉は確かに真理だが、現場で傷つけられた心はすぐには癒えないものだ。
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