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同族経営の会社では、しばしば「社長の家族」というだけで取り立てられることがある。それが優秀な人物ならまだしも、経験不足で横暴な振る舞いをするようでは、社員のモチベーションは下がる一方だ。
投稿を寄せた20代女性(事務・管理)は、そんな同族経営の企業で「この会社ダメだな」と思った瞬間をこう明かす。
「社会人経験2年弱の社長の息子が取締役部長で入社した時」
恐らくその息子も20代だろう。経験が浅いにもかかわらず、役職には「取締役」がついていたのだ。(文:篠原みつき)
自分のミスは棚に上げて…
経験豊富な社員たちを差し置いての抜擢だ。これだけでも現場の反感を買うには十分だが、問題は彼の人間性にあった。
「その息子がモラハラ野郎だった」
「自分のミスは棚に上げて、営業のミスはネチネチネチネチ説教(みんながいるフロアで)し始めた」
実務経験が乏しければ謙虚に学ぶ姿勢があってもよさそうなものだが、彼は真逆だったようだ。自分の非は認めず、他人の失敗だけは晒すように攻撃する。これでは社員の心が離れていくのも時間の問題だろう。
社長の個人的な感情と「その日の気分」で決まる給料
トップの公私混同が目に余るという声も寄せられている。30代女性(事務・管理)の勤務先は建設業だが、社長の振る舞いに呆れ果てているようだ。
「パワーハラスメント・セクシャルハラスメントの社長による黙認」
ハラスメントが横行しても社長が見て見ぬふりをする職場環境は劣悪だ。さらに、「社有車の私用」も日常茶飯事だという。そして何より女性を悩ませているのが、不透明な評価制度だ。
「ボーナス・給料の評価が社長による個人的な感情とその日の気分」
生活にかかわる給与が、社長の機嫌一つで左右されてはたまったものではない。その一方で、社長の身内には甘い汁が吸われているようだ。
「社長一族への給料・株の支払い」
さらに経費の使い込みも酷く、「通販品の経費処理など沢山あります」と書いている。会社のお金を財布代わりにし、社員には気分で給料を決める。女性が「この会社ダメだな」と悟ったのも無理はない。
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