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介護現場は人手不足が深刻だが、その背景には不当な労働条件がある。50代女性(介護職員/年収250万円)から、過酷な現場について投稿が寄せられた。
「夜勤は1人体制、2時間休憩と説明を受けていたが全くの嘘。15分横になれればまだいい方。気づけば既に3時、4時」
事前の説明とは明らかに異なる勤務実態に憤る女性。その上、本来の介護業務以外の負担も重くのしかかっているようだ。(文:天音琴葉)
「残業なし」と言い張る職場の手口
夜勤は1人体制で、到底休める状況ではないにもかかわらず、季節ごとのイベント用の装飾作りが義務となっているそう。
「夏の七夕飾り作りを夜勤中にするのが当たり前に。(中略)いつ作れと?いつ休めと?」
それほどの重労働でありながら、書類上の残業は「ゼロ」として処理されている。そこには、会社側による卑劣な手口があった。
「残業はないです。なぜならタイムカードを時間になったら先に押すから。そりゃ残業は0になりますよ」
有休も勝手に消化、なのに「誰も声をあげない」
不満は労働時間だけではない。深刻な人員不足に加え、ボーナスもなし。さらに有給休暇も本人の意志に関係なく勝手に消化されるなど、福利厚生も形骸化している。それにもかかわらず、「当たり前のようで誰も声をあげない」と女性は嘆く。
追い打ちをかけるのが、片道約1時間の通勤時間だ。過酷な労働に加え、往復2時間を移動に費やす生活に、女性の心身は限界に達している。「行くだけで心の疲れを感じるようになりました」と漏らす。
現在は、今の職場で資格を取得した後に、より条件の良い施設へ転職することを目標に踏みとどまっているが、その道のりは険しいようだ。
「でも資格取るまで頑張れるかどうか」
業界の構造的な問題があるにせよ、休憩時間の搾取やタイムカードの改ざんは見過ごせるものではない。女性が心身を壊す前に、健全な職場へ移れることを願うばかりだ。
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