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雇用保険料が給与から毎月天引きされていたのに、加入されていなかった――。東京都の40代女性(事務・管理/年収1100万円)は、4年間勤務していたプライム上場企業での衝撃的な体験を寄せた。
転職先へ提出する書類を確認していた際、雇用保険の被保険者証が手元にないことに気づいた女性。会社に問い合わせると、「入社後に本人に渡しているはずだ」と言われた。再発行してもらうために訪れたハローワークの窓口で、思いも寄らない言葉を返されてしまう。
「その会社名での登録はありません。4年前の〇〇社までの登録が最後です」
毎月、給与から雇用保険料を天引きされていたため、女性が気付くはずもなかった。すぐに会社の人事に問い合わせたものの、「調べますのでお待ちください」と言われただけ。
モヤモヤした気持ちを抱えたまま、迎えた最終出社日の朝、人事から連絡があり、急遽、人事担当者とその上司の2人と打ち合わせが設定されたという。(文:天音琴葉)
【前編はこちら】やば…「そんな会社名はありません」退職直前に雇用保険の未加入が発覚! 上場企業で4年間も保険料を搾取された女性
「手続きされていない方が何名もいらっしゃいました」
打ち合わせの席で、会社側から告げられたのは耳を疑うような言い訳だった。
「雇用保険料は支払っていたものの、手続きを忘れていました」
「遡っての手続きが必要なため、数日かかりますが、発行され次第お送りします」
会社が雇用保険の加入手続きをしていなかった場合、2年まで遡って加入できる。雇用保険料が給料から天引きされていた場合は、2年以上でも可能であるようだ。
雇用保険の登録を企業が忘れることがあると「初めて知った」という女性は、ここで「雇用保険に登録されていなかったのは私だけなのでしょうか?」と問い詰めた。すると担当者は、
「〇〇さん(女性の名前)が入社された時期の入社者は手続きされていない方が何名もいらっしゃいました」
と平然と答えた。
当時の担当者はすでに退職しており、現在の担当者もその上司も「自分たちは関係ないと言わんばかりの態度」だった。一応の謝罪はあったものの、同席していた上司に至っては一言も発せず、ただ座っているだけだったという。
給与計算のミスも多発していた
実はこの人事部、日頃からミスが多かった。給与計算のミスが多発した結果、業務を外部委託するほどの状態だった。女性は、「まさかこんなにもいい加減で責任感がない状態が当たり前になっているとは、と驚きあきれるばかり」と怒りを隠せない。
「それもプライム上場企業がこんな状態であるのに、どこからも咎めなしなんて」
幸いにも早めに気づいたおかげで次の会社への書類提出には支障が出ず、女性は「特に何もせず、その会社とは縁を切りました」と結末を明かす。
改めてプライム上場企業で起きたあり得ないずさんさを「不思議に思います」とした上で、
「会社を辞めてから気づいた人もいたと思います。その場合には問合せなど面倒だったのではないでしょうか」
と他の社員への心配を書いていた。
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