「東京で働く不安」を答えたら、面接担当者が激昂! 「みんな耐えてるのに。社会に出る者として甘えてる!」
すると、それを聞いた面接担当者が突然激昂し、こう叱責されました。
「満員電車のストレスは、みんなが耐えている」
「仕事をすれば、人混みよりも苦痛なことがたくさんある」
「その中で勤務地を気にするのは自己中心的で、社会に出るものとして甘えている」
「そんなに都会が嫌なら、(田舎で)農業でもやればいい」
入社する上で心配な点を答えただけなのに、なぜそこまで言われないといけないのでしょうか。納得できない相談者さんは、「就職をする上で勤務地を重視するのは甘えなのでしょうか?」と尋ねています。
見知らぬ土地で働く不安を、甘えというのはどんなもんでしょう。しかし回答者からは、採用担当者と同様に「辻褄が合わない」と、疑問と批判の声が相次いでいます。
「『都会は苦手だ』って公言してる方が、東京の企業を受けている。何しに来たんだって思うのが普通じゃないでしょうか」(totihama07111さん)
「人が苦手なら山奥にでも引っ越したら? 周りもお前なんかと好きで一緒にいる訳じゃないし、仕方なく付き合ってもらってんのが理解できないなら、迷惑だから二度と人間社会に顔出すな」(heieiriritjckさん)
勤務地の希望が「甘え」と言われない日は来るのか
しかし、不安と言っているだけで「東京では働けない」とは言っていません。もしかすると採用担当者も地方出身者で、毎日の満員電車に強いストレスを感じているので、つい「俺だって我慢してるのに!」と爆発してしまった可能性があります。
この会社には東京以外の事業所があるかはどうか分かりませんが、面接で激昂するくらいストレスが溜まっているなら、この採用担当者自身が東京で消耗するのをやめて、田舎に引っ込んだ方がいいのかもしれません。
回答者からも、単に「育った場所で働きたい」という人がいたとしても「勤務地にこだわる人は多いので、別にそれ自体が悪いと思わない」と相談者を支持する声もあります。「ユニクロなんて常に全国転勤ありだそうですよ!」と書き込んでいる人もいましたが、調べてみるとこれは誤解で、ユニクロには「地域限定社員」という制度があるようです。
いわば「転勤のない正社員」のようなもので、待遇はやや抑えられますが転勤はなく、決まった勤務地で安心して働けます。結婚・出産後に仕事を続ける場合にも実家が近い方が何かと便利ですし、会社としても介護や転勤を理由とした離職を防げます。東京以外の勤務地を希望することが「甘え」といわれない時代が、早く来るといいですね。
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