【山手線も全線運転見合わせ】出社したものの帰宅難民に怯える人たち 「帰宅時に電車が動いていることを祈るのみ」
雨脚が強まっている東日本。台風9号は午後0時半に千葉・館山へ上陸し、関東地方の雨は夜にかけてピークを迎える。降雨量は明日朝までに300ミリに達し、最大風速は28メートルに至ると予想されている。
気合で出社したものの、帰宅時の交通網の混乱が予想される。このため社内からネットに不安を書き込む人が相次いでいる。
「仕事テンパってるので出社してるけど、帰宅難民になる気するなー」
「出勤してるんだけどこれ帰り確実に帰れないよな?」
「帰宅時に電車が動いていることを祈るのみ」
帰宅指示も「今が一番雨ヤバイ気がする」
午後3時を過ぎると、社員に帰宅指示を出す会社が続出。「帰宅困難になる前に帰らせてくれ」とイライラしていた人はホッとした様子だが、上陸した台風はちょうど風雨を強めており、タイミングが悪いと不満も見られる。
「帰宅指示出たから帰るけど、今が一番雨ヤバイ気がする」
「帰宅指示が出たが、この状況じゃ外に出られんわな」
「電車止まってて詰んでる」
JR東日本のウェブサイトによると、山手線は午後3時過ぎ、原宿駅での倒木の影響で外回り電車の運転を見合わせ(その後、午後5時36分に全線運転見合わせ)。JR京葉線、内房線、外房線も午後2時までに運転見合わせを発表している。
中央本線、常磐線、上越線、吾妻線、八高線も、午後3時過ぎに相次いで運転を見合わせた。JR東海道線は、東京~小田原間でも上下線で大幅な遅れや運休が見られる。
台風が午後に上陸することは、前日から分かっていた。それなのに「なぜ、気をつけて出社なのか」「なんで帰宅時に大混乱が約束されているようなものなのに出社してるんだろ?」と疑問を呈す人も少なくない。