飲食店でのシェアはどこまで許される? 牛丼屋で「一杯のミニ盛を分け合って食べた」ツワモノも | キャリコネニュース
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飲食店でのシェアはどこまで許される? 牛丼屋で「一杯のミニ盛を分け合って食べた」ツワモノも

まさに一杯のかけそば……

まさに一杯のかけそば……

時代の流れか、1つの料理をシェアして食べるスタイルが増えてきているが、これってどこまでが許されるのだろう? 12月7日の「マツコ&有吉の怒り新党」(テレビ朝日系)で紹介されたのは、小さな飲食店を家族で営んでいるという女性の怒りの声だ。(文:みゆくらけん)

たとえば3人で来て1品しか注文せず、堂々と取り皿を要求してくる客。最近、そんな客が増えてきて困っていると女性はいう。

「こちらとしては、お茶やおしぼりなど、お1人ずつきちんとサービスしているので利益は減る一方です」

2人前の焼き鳥を6人でシェア「ネズミのエサかよ!」

確かに女性が訴えるように、お茶やおしぼりにもお金はかかっている。また、料理だけではなく、空間(席)も提供しているのが飲食店だ。この女性のお店が居酒屋なのか定食屋なのかはわからないが、「家族経営の小さな飲食店」という時点でシェアを想定していないお店だということが大体読める。

これに関しては、やはり有吉もマツコもシェア反対派。いかにもシェアウェルカム的な一部のお店を除き、基本的には「1人1品頼むのが当たり前」という考えだ。

中にはこんなパターンもあるという。ある焼き鳥店に6人の女性が来店。彼女たちは2人前の焼き鳥を注文し、串から外し、さらにナイフで切り分けてシェア。このエピソードを聞いたマツコと有吉は、

「ネズミのエサかよ!」(有吉)、「ひき肉食えよ!」(マツコ)

と呆れていたが言い得て妙、さすがにコレはナイ!お腹がいっぱいなのかダイエットなのか知らないが、モラルの問題である。万が一お酒も飲まず、皆ウーロン茶一杯で済まして居座っていたのなら、もはやホラーだ。

「飲みの後のラーメン。1杯食べきれない時は同僚と分け合ったりする」

番組を見た視聴者の声も「1人1品の注文がマナー」だというものが圧倒的に多い。「人数分の別々のモノを頼んでシェア」や「居酒屋的に色々頼んで皆でシェア」は全然アリだが、「1人前の定食を2人で食べる」類のシェアはナシということだ。ナシ派の中にはこんな書き込みあった。

「”一杯のかけそば”知ってる世代としては、さすがに気まずいというか恥ずかしくてできない」

しかし、少数ながら「シェアしちゃってる」人もいるようだ。

「深夜に連れが『味噌汁を食べたい』と言い出した!近くに松屋があったから、牛丼のミニ盛を頼んで、お皿を借りて牛丼ミニを二人で食べた」
「飲みの後のラーメン。1杯食べきれない時は同僚と分け合ったりする」
「焼鳥は友達と行くと大体シェア」

牛丼ミニ盛(240円)をシェアか……。飲みの後のラーメンだけはちょっとわかるから、ハーフサイズがあれば嬉しいんだなァ。

ちなみに、番組の500人アンケートでは63.8%もの人が「人数分をオーダーせずシェアするのはアリ」と答えている。いやいやコレ、メガパフェ的なモノを想像して「アリ」と答えてしまっている人がたくさんいるだけじゃなくて?

「お1人様1品の注文をお願いします」とわざわざ張り紙しなければいけない飲食店が増えそう。

あわせて読みたい:「焼き鳥は串から外さないで食べて」で物議

 

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