貴族にあこがれる30代娘の母から相談 「出会いを求めて舞踏会に参加」夢から覚めるにはどうすれば? | キャリコネニュース - Page 2
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貴族にあこがれる30代娘の母から相談 「出会いを求めて舞踏会に参加」夢から覚めるにはどうすれば?

早く目を覚まして!

早く目を覚まして!

難関といわれる大学を卒業以来、10年以上会社の手伝いをしてきた娘。とにかく身の丈に合わない相手ばかり探して断られ続け、

「数年前から自分磨きと称し、マナー教室のような『ヨーロッパの貴族の仲間入り』路線に走り困っております」

と母親は訴える。しかも、「大金をはたいて舞踏会や、えせセレブの権化のようなおじさんが主催するイベント」に参加。本人は出会いを求めてと言っているが、何の収穫もない。しかも、親の目から見ると、イベント参加者たちは貴族の仲間入りができそうな人でもないという。

「第一、 意識を高めて、頑張れば貴族になれるものでしょうか?」

と、混迷を深める娘の婚活を非常に心配している。「小金があるだけが取り柄の我が家の娘が『貴族になる』などという夢から覚めるにはどうすればよいでしょうか?」と切実に問いかけていた。

難儀な娘である。あまりにも高みの空を見あげ続けて、深い穴に落ちていることに気がついていない状況だ。投稿者が言うには「見た目はチャーミングで愛らしいと周囲の大人からは可愛がられます」とのことだが、親に悪く言う人はいないだろう、それで高ポイントが稼げるとは思えない。

現実を知らしめるには、外の世界に出さなければ

これに対してレスの反応は、「意識を高めて貴族になれたら面白いですね」「娘さん大丈夫?日本に貴族なんてありませんよ?」と面白がりながら突っ込む声が大多数だった。悩む母親には悪いがポチ投票は「面白い」が3000以上ついていた。

こういう人はたまにいるらしく、私の知人にもいましたと明かす人も。「『私はイタリアが好きだからイタリア貴族と結婚するの!』と言っていた30代。(中略)もちろんなれるはずもなくそろそろアラ還暦です」という声は生々しい。

一方で、「家族は詐欺に気を付けて」という忠告も少なくない。

「お嬢さんのように現実との折り合いのつかない、それが出来ない女性が一定数いて、またそういう女性をターゲットにする商売があるんですよ」

との指摘は、厳しいが的確だ。婚活がうまく行かないだけならまだしも、家業や財産まで危うい状況にあることが恐ろしい。

また、多かったアドバイスは「家業の手伝いなんかさせないでさっさと自立させましょうよ」というもの。外見に自信がある箱入り娘はとにかく世間知らず。現実を知らしめるために、「まずは外の世界に出さなければ駄目」というわけで、相談者である母親もこれに同意していた。

とはいえここでコネを使って一般企業に入社すれば、勤務先を大いに困惑させる場面が想像できてしまう。婚活の前にちゃんと就活すれば、娘は現実に戻ってくるだろうか。

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