人と話したくない人は何を仕事にしたらいいの? 「12回転職しても見つけられない」という人も
この問いに対し、同様の悩みを抱える人からは共感の声が聞かれた。
「わかる。完全に同じ。私は人とランチに行きたくなさすぎてフリーランスになったけど最高です。おすすめ」
「会社の役職としてのコミュニケーションは出来るけど1個人としてコミュニケーションさせられると滅茶苦茶消耗する」
中には、人と話さない仕事を求めて12回も転職をした人まで現れた。
「私も探してますが12回転職しても出会えません。ぱっと思いついて現実的なのは、レンタカーの回送、コインパーキングの集金、長距離トラック、深夜清掃、マンション巡回清掃、洞窟の管理、サーバー監視」
と、いかに切実な問題なのかを匂わせる。人と話したくない、というのはそれほど強い欲求ということなのだろう。
「嫌な原因が明確になれば選択肢は決まってくるよ」
他には「デイトレーダー」といったレアな職種のほか「刺身の上にタンポポを置く仕事」「修行僧」などほぼネタのような仕事が挙げられた。やはり人と話さないで済む仕事はなかなか見つからないようだ。
漫画家のユーザーは「漫画家になれば月1の打ち合わせと『あっためお願いします』ぐらいで一年すごせるよ。ちょっと工夫すれば年間発声回数ゼロにもできると思う」と投稿。ただ、漫画家はデビューしてお金を稼げるようになるまでが大変そうだ。
なかなか現実は厳しいが、「話したくないのは甘え」のような心無い言葉はほとんど無い。それよりも
「それもっと掘り下げた方が良いんじゃないかな。増田に書くくらいだからコミュ障とは思えないの。喋っていると考えがまとまらないだとか、自分の声が嫌いだとか色々あると思う。それで自分の可能性を狭めるのは…」
「嫌なのは、声を出すこと、会話すること、コミュニケーション全般、どの領域なんだろう。 嫌な原因が明確になれば選択肢は決まってくるよ」
といった励ましのコメントが多数見られた。雄弁のほうが寡黙より常に優れている、なんてことはない。要は適材適所なのだ。投稿主の長所を最大限に活かせる仕事が見つかるよう、幸運を祈る。