残しても怒られない食べ物には何がある?匿名ブログに回答続々 「エビフライの尻尾」「パセリ」「皿に書かれたチョコ文字」
「食べ物は残さず食べなさい」――。周囲からこのように言われて育ってきた人は多いだろう。たくさん残すのはマナーの観点でもよろしくないが、食べ物の中には残しても差しさわりがないものもある。今ネットでは、そんな「残しても怒られない食べ物」が話題だ。
きっかけは3月20日にはてな匿名ダイアリーに寄せられた「3大食べられるけど残しても失礼じゃないもの」という投稿。投稿者は、
「ラーメンのスープ、刺身のつま、あと1つは?」
と投げかけている。ラーメンのスープは全て飲むにはしょっぱいし、刺身のつまは量が多い場合はうんざりする。ネットでは、どのような食べ物が挙がっているのだろうか。
「パセリは塊のまま添えられれば、残されて当然」
はてなブックマークなどでは、「トムヤムクンにはいってるレモングラス」「飲み物の氷。むしろバリボリ食べ出す方が失礼とされる」「からしやわさび」「炒め物のまるまる唐辛子」など続々と例が挙がる。ペペロンチーノに入っている唐辛子をうっかりかじったときの衝撃はトラウマものだ。料理に辛みを加えるのはいいが、提供する際には抜いてほしいと感じるのは筆者だけではないはずだ。
中でも多く書き込まれているが、エビフライの尻尾だ。カリカリしているので尻尾が大好きという人もいるが、一般的には残しても問題ないと思われているようだ。
ほかには洋食の付け合わせと。鮮やかな緑色が見た目に美しいことや、栄養豊富であることから、料理の付け合わせにパセリが出されることがあるが、嫌う人は多い。パセリの出し方が問題だとする意見もあった。
「パセリは面倒でも刻んでください。香りが立っておいしいので。何も考えずちぎって塊のまま添えるのは明らかに怠慢で、残されて当然だと思う」
桜餅の葉っぱは食べるものなの?
ほかには時期的なものか、桜餅の葉っぱを挙げる人も多い。関東の長命寺、関西の道明寺と桜餅は地域によって形は違うが、いずれも桜の葉で巻かれているのは同じ。餅を塩漬けした桜の葉で巻くのは、餅の乾燥を防いだり、餅に桜の香りをつけたりするためと言われる。マナーの観点では食べても食べなくてもいいようだが、出された方としては扱いに迷うものだ。
ほかには、「スイーツのチョコ文字」という意見も見られる。カフェなどでは、誕生日や記念日などのサービスの一環として、スイーツが盛られた皿の周りにチョコレートで「おめでとう」などの文字を書いてくれることがある。食べようと思えば食べられるが、時間が経ち固まってしまうと皿にへばりついてしまい、食べにくい。これも無理して食べる必要はなさそうだ。