「私性格が男なんで」という「自称サバサバ女子」の地雷率 裏にある「女としての過剰な自意識」にウンザリ | キャリコネニュース
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「私性格が男なんで」という「自称サバサバ女子」の地雷率 裏にある「女としての過剰な自意識」にウンザリ

あなたの周囲に、さっぱりとした性格の「サバサバ女子」はいるだろうか。こうした人は同性異性を問わず好感度が高いと言われるが、中には自分から「サバサバしています」と謎のアピールする人もいる。

自意識過剰気味な「自称サバサバ女子」は若干厄介ではあるが、実際に自称サバサバ系女子と向き合ってみたというはてな匿名ダイアリーが話題だ。

「酒飲めない女の子とはさ、結局本当の友達になれないよねー」と痛い発言

あなたも自称サバサバ女子ですか?

あなたも自称サバサバ女子ですか?

3月23日に投稿された「サバサバしている女子と本気で向き合う」によると、自称サバサバ系女子は「私性格が男なんで」「男脳の持ち主です」「根はオヤジなんで」「黙ってればモテるっていつも言われる」といった発言を周囲にする傾向がある。投稿主はこうした人たちが苦手で、

「20代ならばこの発言を許そう。だが30過ぎてこれを主張するのは、男性寄りに自分のポジションを自称して置くことで実は過剰な女としての性を意識している他ならず、その過剰な自意識が見ていて痛々しい。何故そこまで、自分の本質を客観視できないんだ…」

と、これまで距離を置いてきた。しかし、もしやこれは一種の同族嫌悪なのではないかと思い当たり、これまでの態度を改めて自称サバサバ女子と交友を深めてみたのだ。相手は同い年のキャリアウーマンで、サバサバを自称しているらしい。

しかし3か月経った頃、事態は急展開を迎える。投稿者は自称サバサバ女子と飲みに行った。「酒飲めない女の子とはさ、結局本当の友達になれないよねー」という痛々しい発言も笑顔で受け止め、無事に終わるかと思いきや、そうもいかなかったようだ。

ひどく酔った彼女をタクシーに乗せて見送ったところ、彼女が車内で暴れて警察沙汰に。その後、

「友達なのに泥酔してる自分を見放して放置した。ひどすぎる」

という理由で、サバサバ女子から一方的にLINEをブロックされてしまう。

偽のサバサバ女は「女性に厳しく男性に甘い」「中身は誰よりも女女している」

投稿主はこの結末を「清々しい朝だ」と受け止める。自身の中で「同族嫌悪ではない」「やっぱり自称サバサバ系女子は苦手」という考えに至ったのだろう。コメントでも

「かつて完璧にまったく同じことを考えて同じ行動をとって、同じ結論を得たのでやっぱどろどろしてて地雷なんだと思う。すくなくともサッパリしては無いと思う」
「『私はこういう人間なので取り扱いには注意してください』とアピールしてくる奴はほぼ間違いなく自意識過剰で自己中だから積極的に関わった時点で負け」

と、「自称サバサバ系女子はサバサバしていない」という共通見解が出来上がっていた。

コラムニストの辛酸なめ子さんもプレジデントオンラインの3月3日付の記事で、「自称サバサバ女が怖い……。自分で自分をサバサバしているという人は、実際は全然サバサバしていません」と主張。芸能界引退を表明した江角マキコさんを「サバサバ女を演じていた」ひとりとして例に挙げ、自称と本物の違いをいくつか提示していた。

「にせのサバサバ女の特徴は、女性に厳しく男性に甘い」
「中身は誰よりも女女しているのに、わざと男っぽいふりをして、スキや弱さを見せないサバサバ女」
「サバサバ女は内輪の業界っぽい空気を作り出し、他の女性を巧妙に仲間外れにしたりします。本当のサバサバ女は誰にでも淡々と接します」

根が深い「自称サバサバ女子」問題。これを読んで「自分かも」と心当たりのある人は、自分を客観視できているので恐らく心配ないだろう。「自分とは関係ない」と思った人こそ、気づかないうちに周囲から「偽物」と見られているかもしれない。

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