履歴書の趣味欄「ゲームはダメだが読書はOK」に反論 「ダブスタだよな。読書も娯楽なのに」
就活生が履歴書の趣味欄に書くことには、読書や映画鑑賞など当たりさわりのないものが多い。だがスレ主は、「なんか読書好きって自分が高尚な趣味でも持ってると勘違いしててキモいわ」と愚痴っている。
スレッド内では、スレ主の意見に賛同する声が多数挙がっている。
「ダブスタだよな 読書も小説とか娯楽なのに」
「ゲームは遊び、読書は文学みたいな仕切りみたいなのがあるからねー」
そもそも、趣味は自分が楽しむためにやるのだから、人にどうこう言われる筋合いはない。履歴書にも正直に書けばいいはずだ。
ただ、年配者の中には、ゲームは子どもっぽいと思う人も稀にいる。読書とゲームのどちらも好きだが、履歴書にはあえて読書と書くという人は「人にも職にも趣味にも貴賤はあるよ、残念ながら」と諦め気味に綴っている。
別の意見としては、「そもそも趣味欄いらん」という声もある。
「そもそも趣味なんてプライベートを初対面の年代も合わないやつと共有できるわけない」
「趣味くらい好きに書かせても良いだろ仕事すんのに趣味なんて意味無いんだから」
などの意見も書き込まれている。
結局のところは伝え方次第?
一方で肯定的な意見も見られる。2014年にヤフー知恵袋に寄せられた同様の相談では、「ゲームが強いのも十分にアピールになる」「基本的に趣味欄は合否に影響しない。話のきっかけ」という回答があった。
履歴書の趣味欄はなぜ存在するのだろうか。マイナビの新卒向けサイトでは、履歴書の趣味欄は「立派な自己PR要素」と紹介している。そのため書く内容の選び方を、
「単に一番の趣味・特技を書くのではなく、採用担当者に何を感じて欲しいかを考え、書くことを選びましょう」
とアドバイスしている。
「趣味がゲーム」が悪いのではなく、書き方を工夫すればよいとも考えられる。たとえば「ゲームを楽しみながら、最短の攻略ルートを研究するのが好きです」などと書くのも手だろう。学生の人間性を交える表現を心掛けることも大切そうだ。
一見良さそうな読書でも、ただ「読書が好きです」と書いては無味乾燥すぎて逆効果となる。最終的には伝え方次第、といったところだろう。