「僕は愛されていないのでしょうか?」朝食は総菜パン、弁当はスカスカ―新婚3年目の男性に同情集まる
妻が専業主婦であれば、夫としては妻が家事をしっかりやって当然と思うもの。特に料理については、朝夕に手料理を出してもらえることに期待を抱く人は多いのでは。
発言小町には5月15日、妻の料理に不満を持つ男性がトピックを立てた。タイトルは、「僕は愛されていないのでしょうか?」。トピ主は結婚3年目の27歳男性で、年収は約600万円。子どもはいない。妻はどれほどひどいのか。
「キャベツだけの炒め物で良い」妻の愛情を感じたい
男性が妻に対して抱く不満をまとめると、以下の通りになる。
・朝食は惣菜パンで、妻は寝ている。
・昼食に弁当が用意されるが、ご飯にふりかけ、自然解凍のおかず3品のみ。スカスカで片方に寄るのが嫌だ。
・夜はご飯、キャベツ、おかずが一皿で出てくる。量が少なく、ご飯はお代わりできない。
・帰宅前にコンビニおにぎりを食べるが、妻にバレて怒られた。
・味噌汁が好きなことを伝えているが、一向に作らない。インスタントを自分で用意。
・トピ主の実家から送られる食材を出さず、何度も腐らせている。
こうした状況にトピ主は、「料理から妻の愛情をどうしても感じない」と胸中を吐露。失敗でもいいから妻の料理を食べることを望み、「キャベツだけの炒め物でいい」「夫をお腹いっぱいにさせたいという妻の愛情を感じたい」と悲壮な思いを綴り、
「実家の食材が捨てられるのは、とても悲しいです。妻に愛されていないのでしょうか。それともワガママ過ぎますでしょうか。ご意見お願いします」
と投げかけた。
「あなたはただのATM」「子どもがいないうちに離婚した方がいい」
相談に対して、「愛されていないのでしょうね」「なんでそんな人と結婚したの?」「ハズレ嫁」など、妻に対する辛辣な言葉が並べ立てられた。
「朝惣菜パンで起きてこない専業主婦?弁当は夜作ってるの?(というか詰めるだけおかずだった)交際何年?愛情があるとは到底思えませんよ」
「専業主婦でこんな家事能力しかない女性に愛情を感じたいというのは無理な話です」
女性からも「専業主婦として、遊んで暮らすためのカネヅルでしょう」という批判が寄せられている。
「あなたはただのATM」という指摘もあったが、それも現実味を帯びる。27歳のトピ主の年収は600万円ほどと書かれているが、民間給与実態調査(2015年)を見ると、25~29歳男性の平均年収は383万円であり、200万円以上も上回っている。子どもがいなければ、妻は働かなくても生活には困らない。
このような状況に3年も耐えてきたトピ主には同情が集まり、「子供がいないうちに離婚されるのがいいと思います」など、最悪の場合は離婚した方がいい、というアドバイスがあった。
「愛があれば料理が上手くなるわけではない」という見方も
相談文には料理以外の家事については一切触れられていないため、妻は単純に料理が苦手なだけであり、得意・不得意は仕方がないと見る人もいる。
トピ主は料理と妻の愛情を結び付け過ぎており、「愛があれば料理が上手くなるわけではない」という批判もあった。中身はスカスカでも、妻はトピ主のために弁当を用意している。妻としては愛情表現かもしれない。
ほかには「妻はトピ主の母親ではない」という指摘もあった。
「夫婦間で相手に『自分の親であること』を求めると、バランスが崩れやすくなります」
過度の期待は抱いてはいけない、ということだろうか。いずれにもしても、トピ主は抱いている不満を妻に共有し、どうしたら夫婦で心地よく生活できるかを話し合う必要はありそうだ。