「ブラック企業自慢」に泣けてくる 「21連勤させられた」「ストレッチ、トイレも禁止」
読むだけで怒りがこみ上げてくる内容ばかりだが、「働く時間が長すぎる」「連続15時間勤務です」など、スレ主同様に労働時間についての不満が多い。人員不足の状態で、少ない人数で仕事をなんとか回しているのだろう。
「次のパートさんが見つからず、21日連勤させられた」
という人もいる。レジ打ちの仕事をする人物は、会社が人を増やそうとしないためストレスを溜めている。会社からは「もっと笑顔で」と責められるというが、
「神経削って働くも上がらぬ給料(中略)多数の客に対して人数ギリギリでやって笑顔が生まれるか馬〇野郎 もう行きたくない 給料と人数増やしてよ」
と怒りをぶちまけている。
企業としては人件費を削減したいだろう。限られた人数で効率よく仕事をさせたいという思いはわかるが、人権侵害レベルで従業員を業務に拘束する職場もあるようだ。
「パソコンで肩が凝ってもストレッチ禁止、トイレも禁止、とにかく勤務時間中は手を止めず作業する」
「トイレに自由に行けない」
言うまでもなく、従業員にトイレに行かせない行為は違法である。
「むやみに残業するな」は「サビ残しろ」という意味
「お金」に関する不満も多い。その筆頭が「サビ残」だ。
「18時定時ですが18時15分から19時まで毎日ミーティング。18時以降の残業代は出ません」
「退勤時間、ほんとは23時なのに、20時って書けって指示される」
上から「むやみに残業するな」と注意を受けたという人物は、その意図を「つまりサビ残しろということです」と説明。タイムカード上では定時退社でも、結局はサービス残業しては意味がない。「当番制で土曜出勤、行事等の土日出勤 お金でません、ボランティア」と、休日出勤の手当てが一切支給されないという人もいる。
休めないのもブラック企業にありがちだ。冠婚葬祭での休みは認められているものの、
「休む時は皆勤手当1万と日給1万(日割り計算しても1万にはならない)引かれる」
という、もはや意味がわからないルールを適用している会社もあるようだ。
ほかにも、「会社の飲み会断るとクビに追い込まれる」「結婚報告したら、辞めるとは言ってないのに人員補充されデスクもおいやられた」など、腹立たしいブラック企業自慢が数多く寄せられている。
ブラック企業は働く本人にはもちろん、家族にも悪影響を及ぼしてくる。我慢を続けて病気になる前に、転職を考えるのもありだろう。