車内喫煙をとがめたら「ちょっとくらい我慢しろよ」とキレた上司 「なら辞めます」と言った部下が悪いのか?
東京五輪にあわせて厚労省は、公共の場を全面禁煙にする取り組みを検討していましたが、飲食店や喫煙者からの強い反対に遭って暗礁に乗り上げています。この相談にも、喫煙者の上司を擁護する声が目につきます。
「僕ちゃんが悪いwこんな程度でキレて辞めてたらどこも勤まらないまま。一生フリーターでいいんじゃない? 会社に入られても迷惑だし、こんな子増えるから今時の若い子はとかゆとり世代はなんて言われるんだねw」(tiebukuro_mamaさん)
「上司は普通のおっさん。あなたはただの子供。我慢ならないことを許さないのは勝手ですが、結果丸く収められなかったアナタの技量不足は否めないね」(uribooo5656さん)
たとえ車内でタバコを吸われたとしても、それで仕事を辞めてしまうなんて社会人として軽率という意見が多数派。人材採用に関わるishimoto_keさんも「理由等は関係なく、会社を1週間で辞めるような人間は絶対に採用しません」と断じています。
「パワハラとして会社に訴えよ」は通用するのか
しかし、マナー違反を注意した相談者さんを、逆に批判する採用担当者というのはどうでしょう。これでは嫌がらせにも泣き寝入りしろと言っているのと変わりません。悪いのは上司であり、まずはその言動がきちんと責められるべきでしょう。
中には「吸わない人を考えられないのは最低」「俺ならぶん殴って辞めていただろうな」という意見も。tako_caffeさんも「いまどき喫煙者がそのような行動をすればどうなるかわからない上司だとすると、管理能力的にも疑問符がつきますね」と指摘しています。
tomorrow27さんは「パワハラとして会社に訴えるべき」と助言します。
「我慢しろよって言われた時点でキレることなく、冷静に『本当に私は我慢できないんです』って言わないとダメですね。それでも高圧的な態度をとるのであれば、パワハラです。いったん社に戻り、パワハラなどの相談窓口などがあるはずなんで、そこに相談する事が適切なやり方だと思います。それを踏まえて今後は行動して下さい」
とはいえ、そんな正論が通用するような会社ばかりではありません。この食品工場も、きっと相談窓口を設けていないでしょう。まともな感覚の人材に逃げられて困るのは、いい加減な会社の方だと考えるしかありません。