【最新版】2017年大手銀行「働きやすい会社」ランキング 2位は三菱東京UFJ銀行
今回のランキングでは、1位から3位まで0.01ポイント差という僅差で3大メガバンクが並ぶかたちとなった。
1位となったみずほ銀行は、比較的ストレス度が低いことに加え、他の項目でも突出して低い項目が見られない。その総合的な点の高さが働きやすさ1位に輝いた要因となったようだ。
「給料はべらぼうに高い訳ではないが、若手の頃からある程度は貰える。一人暮らしでも寮に入れば家賃はほとんど浮くのでお金に困ることはほぼなく、好きなことができるくらいの余裕はある。年次、役職が上がればそれに伴って給料は二次関数的に上がっていき、早ければ30歳程度で大台に乗る」(法人営業 20代後半 男性)
「残業が多い部署では、意識的に貯金しようと思えばかなりの額が貯金できる。福利厚生の社宅も全国各地にあり、安い値段で借りることができるので、トータルで見れば報酬の額には満足である」(コンサルティング営業 20代前半 男性)
2位には三菱東京UFJ銀行が入った。同社はダイバーシティの取り組みに力を入れており、特に”休日の満足度”が3.8点と高い。投稿された口コミにも「有給取得は全行的に推奨されており、長期休暇、ミニ連休、スポット休暇など、人員の調整が問題無ければ取れるので、非常に取得し易い」(コンサルティング営業 30代前半 男性)など、フレキシブルに労働時間を調整できる制度を評価する声が多く見られた。
「普段から時間に関してはきっちりと管理されています。みなし残業やサービス残業もない点は評価できると思います。休日出勤も基本的には在りませんし、優しい会社だと思います」(法人営業 20代後半 男性)
「産休・育休制度が充実しており、2010年以降は出産が理由での退職者はほとんどいないと聞いている。契約社員も産休・育休制度の利用が可能なのでワークライフバランスの満足度は高いと感じる」(事務管理 40代前半 女性)
三井住友銀行は3位だった。今回取り上げた”大手銀行”の中ではストレス度が2.4点と最低値だったが、仕事にやりがいを感じるという声は少なくない。
「若いうちから、クライアントの経営層をカウンターパートに仕事ができるのは他では中々得られない経験だと思う。融資はツールであり、メガバンクのリソースを最大限に活かして、クライアントの企業成長に寄与できた時はやりがい・喜びを感じる。また、数字が好きな人にとっては自分の専門知識を増やしていけることも面白いはず」(法人営業 20代後半 男性)
「給与面は特に不満は無し。福利厚生が充実しているため、他メガと比較してもおそらく最ももらえていると思う。 査定制度の妥当性については良くも悪くも実力主義という感じは否めない。給与面で入行する人にはいい銀行かもしれないが、やはり銀行、それなりの覚悟を持って入行すべきだと思う」(外商 20代前半 男性)
「連続で出産があったとしても育休を取得し続けることもできる」(ゆうちょ銀行)
ゆうちょ銀行は給与の満足度は2.1点と高くはない。しかし、「休日祝日の休みや有給休暇の取りやすい」(カウンターセールス 20代前半 男性)など、”労働時間の満足度”と”休日の満足度”は最も高い満足度を記録している。
「残業はほとんどない店舗でした。あったとしても一時間くらいです」(カウンターセールス 20代前半 女性)
「連続で出産があったとしても育休を取得し続けることもできるし、時短勤務で働くこともできる。女性にとっては非常に良い会社かと思われる」(その他 20代後半 男性)
5位のりそな銀行は3大メガバンクと比べると、”労働時間の満足度”で高い評価を得ているものの、”給与の満足度”や”仕事の満足度”などでは一歩譲るかたちとなってしまった。
「メガバンク体質だと思っていましたが、顧客目線に立った商品展開や若年層の取り込み、事務負担の軽減など風通しの良い社風であった」(ルートセールス 20代後半 男性)