『獣になれない私たち』ガッキーの職場がブラック過ぎて視聴者苦悶「前社と同じでゾッとした」「悪夢が蘇ってきて鬱になる」 | キャリコネニュース
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『獣になれない私たち』ガッキーの職場がブラック過ぎて視聴者苦悶「前社と同じでゾッとした」「悪夢が蘇ってきて鬱になる」

新垣結衣さんと松田龍平さんが主演のドラマ『獣になれない私たち』(日テレ系)が10月11日、スタートした。

脚本は『アンナチュラル』『逃げるが恥だが役に立つ』などを手がけた野木亜紀子さんということもあり放送前から注目されていたが、ネットでは新垣さん演じる深海晶の「職場環境がひどい」という声が相次いでいる。

晶はECサイトの制作会社で営業アシスタントだが、社内の人材不足もあって担当外の業務もこなしている。朝6時半には社長から「ビット社の件はどうなった」「甘草製薬のプレゼン資料の確認」等のLINEが入り、出社後は社内キャビネットの鍵を開ける等の庶務をこなし、自分の担当ではないプレゼン資料の修正も行っていた。

逃げた後輩の尻拭い、同僚の代理で土下座、取引先からセクハラまがいの電話

画像は公式サイトをキャプチャ

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社長はせっかちで、社内でも他の社員に「会食場所どこや、はよ見せえ!」など関西弁で高圧的にまくしたてる。晶は出張の飛行機やホテルの確保といった業務も頼まれており、新しい秘書を雇わないのかと聞くものの「今探してんねん、ちょっと待っとって!」と言われるのみだった。

後輩の上野(演:犬飼貴丈)は、接待では酌もせず居眠り、支払いは「カードが止まっていてできない」という営業。代わりに晶が場を回し、会計、ハイヤーの手配等を行った。見積書の金額を間違え大問題になっても「体調が悪い」と退社し、事後処理を晶が請け負うことになる。

同僚の営業・松任谷(演:伊藤沙莉)からは、自分が担当のプレゼン資料作成とプレゼンを「社長は面食いだから深海さんのほうがいい」等といって押し付けられる。松任谷の代わりに得意先に土下座をしたり、残業をするSEのために自腹で差し入れを買ったりもした。

他にも、半休を取ったのに帰れない、得意先の部長から「今度美味しいものご馳走するよ、晶ちゃん~」といった電話がかかってくる、夜遅くまで働き、社長に報告メールを作成しようとした瞬間に「報告はまだか」「仕事が遅い」「やる気あんのか」とLINEが来るなどのシーンがあった。ブラックぶりは枚挙に暇がない。

「逃げ恥やアンナチュラルで描かれていた社会の呪いが角度をつけて刺さってきた感じ」

これに対してツイッターでは放送中から、「現実過ぎて辛い」「晶ちゃんの給与とかはどうなってんのやろ?これで営業よりも貰ってなかったりしたら悲惨やで……」など同情の声が寄せられた。自身の辛い経験を思い出す人も少なくなく、

「晶の会社の社長が完全に私の会社の部長そっくりすぎる 関西弁でガガガガーーーーっと喋りまくって怒鳴り散らす感じが同じ」
「去年まで勤めてた前職を思い出す。パワハラ理不尽な上司に、期限も無茶だし何でも言いつけられる膨大な仕事量、全国出張…他の人の仕事のフォローも。わかる、わかるよ ガッキー」
「前の会社と同じ感じでゾッとした…鳴り止まないライン、関西弁の上司、理不尽に割り振られる業務…再現率100パーセントだった」
「ブラックに勤めてた時の悪夢が蘇ってきて鬱になる」

などのコメントが多数見られた。新垣さんが主演を務めたドラマ『逃げるが恥だが役に立つ』で、相手役・星野源さん演じる津山平匡がSEだったことから「トラブったら星野源呼んじゃえばいいのに」というコメントもあった。

ドラマ全体の感想としては「逃げ恥やアンナチュラルで描かれていた社会の呪いみたいなものがさらに角度をつけてブッ刺さってきた感じ」という声もある。色んな意味で視聴者の心をつかんで離さないドラマなのは間違いないだろう。

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