1位アステラス製薬、「19時以降は残る人が少ない」「有休取得を会社が呼びかけ」医薬品業界の残業が少ない会社ランキング
「勤務時間の管理はわりと厳しいので、勤務時間に関するブラックな面はほぼないと思われる。休日出勤時も手当がつく。研究所の正社員のほとんどが裁量労働制を選択しているので、勤務時間は基本的に自身で決めているし、残業も自己管理している。担当する業務によって異なるが19時以降は基本的に社内に残る人が少ない」(研究開発/30代前半女性/年収720万円/2016年度)
「残業はそんなにたくさんないと思います。有休の取得を会社がするようによびかけ、取得しない社員には注意がいくようです。プライベートも仕事もとてもバランス良くできると思います。休日出勤はなかったです」(医療福祉関連/20代後半女性/年収370万円/2017年度)
「5年くらい前に比べて残業、休日出勤は大幅に減少した。接待がなくなったこと、卸訪問も夜が少なくなったこと、講演会が激減したことが主な要因です。残業、休日出勤が減少したことでプライベートな時間が増えバランスは良くなったと思います」(MR/50代後半男性/年収900万円/2017年度)
「残業をすることはありますが、原則月40時間を超えて残業することはありません。規定を超えないよう厳しく管理されます。自身でも計画を立て対応する必要があります。また、休日に出勤することは、相当の理由がない限りありませんし、仮に出勤した場合でも、代休を取ることとなります」(研究開発/40代前半男性/年収1000万円/2014年度)
「残業はなし。休日出勤しても代休可で、非常に働きやすい環境。グローバル企業であるため、有休なども特に気にせず取得可能。残業も特に強制されることはなく、全く問題なし。全般的にこの点についての懸念は一切不要です。働きやすい環境だと思います」(研究開発/ 40代前半男性/年収1100万円/2012年度)
「残業は講演会、勉強会など役割を伴う業務が生じた際に発生します。営業活動だけのときは発生しない。休日出勤は、月2回の講演会など。休日手当あり。休日出勤の振替休日をとるよう会社が推奨している。勤務時間は、みなし労働。営業なら担当地区にもよるが、通常の営業活動だけなら、19時半?20時くらいまで。直行直帰なら、その時間に家にいます」(MR/ 30代前半男性/年収720万円/2013年度)
ファイザー、「会社休日や有休取得日数が多い」「会社は残業ゼロを目指している」
「残業は1分単位でつきますし、職場によるでしょうが、上長もいい人が多い印象です。有休も比較的取りやすい環境で、私生活が充実している人が多いです。スマートワークを推進しており、それの実践に対して非常に積極的な会社だと感じます。不満に感じることはほぼないですね」(MR/20代前半男性/年収350万円/2017年度)
「生産性の効率化を推進しており、仕事の進め方が見直されている。それによって残業もかなり少なく、月40時間を超えることは現在ほぼない。休日に関しても、取得しづらい雰囲気はまったくなく、新人からベテランまで年休を取得することがかなり推奨されている」(管理関連職/ 20代後半男性/年収600万円/2017年度)
「労働組合の力が強く36(サブロク)協定を遵守しているため残業時間は比較的少なく、プライベートの時間は確保できるが、会社休日や有休取得日数が多く就労時間が限られるため効率的な稼働が必須となる。業務内容によっては休日出勤が求められるが、代休取得が推奨されるため休日は確保できる」(技術関連職/30代後半男性/年収1100万円/2015年度)
「時期によっては残業はどうしてもありますが、月内30時間内に抑えられています。30時間を超えた場合は休日で対応、またはフレックスタイムなので遅出などの対応もできます。サービス残業もほとんどないので、ライフスタイルは作りやすいと思います。会社は残業ゼロを目指しています」(企画営業/50代前半男性/年収1500万円/2016年度)
調査の対象は、『日経業界地図 2018年版』(日本経済新聞出版社)の「医薬品」に記載があり、対象期間中に「キャリコネ」に正社員のユーザーから給与・残業情報が20件以上寄せられた企業。対象期間は、2015年4月1日~2018年3月31日。