「新社会人のときにお金で困った」が8割 「初任給の振込が遅い」「スーツなど社会人に必要なグッズが高かった」など
次ぐ「住民税が高かった」は20%。住民税の給与天引きは一般的に就職の翌年から始まるため、社会人2年目になって1年目より手取り金額が減ってしまう人も多い。以降、「GWなどの遊興費がかさんだ」(19%)、「歓迎会や懇親会の費用がかさんだ」(18%)と続く。
新社会人の時に「お金が足りない」と感じた1か月あたりの最高額を聞いた。最高金額帯の「3~5万円」をあげた人は、バイト・フリーランスで27%、会社員・公務員で33%となった。
また「0円」と回答した人は、バイト・フリーランスで11%、会社員・公務員で5%となった。バイト・フリーランスの方が「足りない」と感じる金額が控えめのようで、同社は「収入と支出のバランス感覚は、働き方によって違いがあるのかもしれません」としている。
足りないお金を工面する手段を聞くと、1位は「家族や知人に借金・仕送り」(48%)。以降、「貯金や保険の取り崩し」(37%)、「カードローンやキャッシングサービス」(33%)、「フリマやネットオークション」(24%)と続く。
年代別に見ると、「家族や友人に借金・仕送りは」20代前半で57%。若年層は親族や地元の人間関係を頼っていることが読み取れる。一方、20代後半はこの割合が42%に下がり、代わって「カードローンやキャッシングサービスを利用した」が半数を占めることが分かった。