女の子が「就きたい職業」は、1位は調査開始以来21年連続で「ケーキ屋・パン屋」(26.7%)。2位は「芸能人・歌手・モデル」(9.0%)で、AKB48がブレイク中だった2012年から、8年連続で2位をキープしている。かつてケーキ屋、パン屋と3強を形成していた「花屋」と「看護師」は3位と4位。依然として上位だが、比率は20年前の半分以下となっている。
昨年まで年々微減が続いていた「スポーツ選手」は12位まで順位を上げた。内訳を見ると初めて「体操・新体操」(23.3%)がトップとなった。以降、「スケート(フィギュアなど)」(20.9%)、「サッカー」(16.3%)と続く。
昨年圏外だった「動物園・遊園地」も15位に入った。内訳を見ると、「水族館」のスタッフや調教師との回答が41.4%を占めた。
親が就かせたい仕事は男児「公務員」、女児「看護師」
男の子の親の「就かせたい職業」は1位が「公務員」(18.0%)、2位「スポーツ選手」(9.5%)、3位「会社員」(8.9%)となった。「公務員」が1位から落ちたのは2009年の1度だけで、根強い人気だ。
女の子の親の「就かせたい職業」は、1位が「看護師」(18.9%)、2位「公務員」(12.4%)、3位「薬剤師」(8.7%)。4位には「医師」、10位には「専門職」が入っている。専門知識や資格をもって働いてほしいという親の思いが感じられる。