絶対に自分のために使ってはいけないボーナス支給 「今までお世話になってきた家族に感謝を伝えるために使う特別賞与」 | キャリコネニュース
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絶対に自分のために使ってはいけないボーナス支給 「今までお世話になってきた家族に感謝を伝えるために使う特別賞与」

絶対に自分のために使ってはいけないボーナス支給

絶対に自分のために使ってはいけないボーナス支給

経営者プラットフォーム「ONLY STORY」を運営するオンリーストーリーは4月中旬、家族専用の特別ボーナス「#family story」制度を実施したと発表した。支給されるボーナスは、自分のために使うのではなく「今までお世話になってきた家族に、プレゼント等日頃の感謝を伝えるために使う特別賞与」だという。

「#family story」制度の実施は今回が初めてで、給料日に基本給に加え1~2万円がプラスされた。付与された社員は、追加された金額から家族へのプレゼントを購入し、SNSにハッシュタグとともに写真などを投稿している。

父親にワインを送った社員「とっても喜んでもらいました」

同社はリリースで、親と別居状態だと、1年で親と顔を合わせるのは平均6日、1日に親と顔を合わせる時間は平均4時間であることを挙げ、余命が13年だとすれば残り13日分しか親と一緒にいられないと指摘。

この計算式はあくまで推定とするものの、「家族と過ごせる時間の短さを可視化するには十分説得性がある」という。そのため同社は、

「『大切な人の、大切な人を、大切に』というモットーのもと、日々働く従業員を超えて、その先にある大切な家族に対しての賞与として#family story制度を実施するに至りました」

という。

支給されたボーナスで父親にワインを送ったという人は、フェイスブックに「顔出し恥ずかしいので、品物だけ。お父さんの誕生日にワインをプレゼント。とっても喜んでもらいました」と投稿している。

ほかにも、いつも相談に乗ってくれる姉にベリーダンスの体験チケットを贈った、親孝行で鎌倉旅行に行った、父親と弟と3人で飲みに行ったなどの声が寄せられている。

同社は「社内メンバーからは多くの好評の声があがりました」というが、今後の実施は未定とのことだ。しかし、

「『#family story』の投稿で育ててくれた親への感謝が伝わったり、少しでも温かい気持ちになる人が現れる事は利益を超えて、会社として大事な物を提供出来ると考えております」

とリリースに記している。

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