3位のRubyは2017年度と比べ0.8ポイントの増加と伸び率に勢いはないが、近年ではプログラミングスクールでもRubyが多く扱われるようになり、Rubyエンジニアの母数は拡大している。
トップ5に入らなかった言語の中にも、需要増が見込まれる言語がある。IoTやドローン制御等で多く採用されているC/C++や、プログラムの記述・実行を簡易に行えるPythonなどだ。
C/C++は前年比から0.9ポイント数値を落としたが、2016年度の調査から見ると2.7ポイント伸びていて、成長市場であることが伺える。Pythonは近年注目を浴びている人工知能やディープラーニングなど、先端技術の開発に欠かせない。同社での求人数に対するシェア率は前年比2.3ポイント、Javaに次いで伸び率が2位となっており、注目度の高さが伺える。近年ではWebアプリケーションのサーバーサイド開発に用いられるケースも増えている。