セクハラを訴えたのに「我慢しろと追い返された」新入社員の嘆きに転職を奨める声相次ぐ 「今時そんな会社は生き残れない」 | キャリコネニュース - Page 2
おかげさまで11周年 メルマガ読者数
65万人以上!

セクハラを訴えたのに「我慢しろと追い返された」新入社員の嘆きに転職を奨める声相次ぐ 「今時そんな会社は生き残れない」

以前NHK総合の『あさイチ』でセクハラが特集された際、「髪形を褒めただけで左遷された」という視聴者メッセージがあった。今やそんな時代なのに、上司は無自覚で言っている可能性が高い。投稿者もそれは分かっていて、悪意無くやっている可哀想な人と見ている。

しかしある日、意を決して採用担当に打ち明けたところ、相手は「でも大丈夫でしょ?」と返してきたという。驚くことに、

「正直騒がれると困る、この程度の発言はさらりと受け流すべき、それが大人の女性というものだ」

というメールまで送られてきた。担当者は既婚の中堅男性社員で、面倒か保身かは不明だが、被害者が我慢すれば丸く収まるという考えを押し付ける、最悪の対応をした。投稿者は絶望し、自尊心を大事にしたいからきちんと相談したのに、

「窓口に我慢しろと言われ追い返されるならここでの未来なんてないじゃない」
「他にも肩を触ってくるおっさんがいる。キモ。吐き気がする。死にたい、何で私が?早く辞めたい」

などと嘆いている。人事担当者は、この社員の信頼を大きく損ねたことになる。これに対してブックマークは500以上つき、注目を集めた。多くは、

「その会社、できるだけ早めに辞めた方がいい。今時そんなコンプライアンス意識の会社は生き残れないと思う」
「記録を取っておいて、いつでも有利でやめられる状況を固めつつ、固め終わったら嫌なことは嫌だと伝えて改善なかったらやめればいいと思う」

といった指摘や励ましだ。また、「人事総務は採用だけが仕事じゃなくていい環境を提供するのも仕事かと」との意見もあり、筆者も同感だ。

実際の職場で「被害者の口封じ」が横行すれば何も変わらない

日本は法律で、職場でセクシャルハラスメントが起きないよう対策をとることを事業主の義務としている。厚生労働省の広報資料によれば、『性的な言動』とは、「性的な事実関係を尋ねること」や、「性的な冗談やからかい」などとしており、『性的な行動』としては「必要なく身体に接触すること」などが挙げられている。

状況は多様で判断は個別に斟酌されるため、今回の件がセクハラだという判断は企業ごとで分かれるかもしれないが、

「一般的には意に反する身体的接触によって強い精神的苦痛を被る場合には、一回でも就業環境を害することとなり得ます」

とある。肩を触られることはこれに当たるだろう。相談者が苦痛を訴えているのだから、放置どころか「それが大人の女性」と勝手な性的役割を持ち出して我慢させること自体が、セクハラと言えるのではないだろうか。

職場の女性を「働く人」ではなく「女」としか見ないようなセクハラは、呼び名がつくよりもはるか昔からあり、やっと表に出始めた価値観を否定し封じるようでは、企業は進化しない。投稿者は会社に不信感や不安しかなく、長く勤めることは難しそうだ。結局、ハラスメントの放置は人材の定着を妨げ、企業イメージも損ない良いことはない。相手を大ナタで処分とまでは行かなくても、せめて訴えた人の気持ちを汲むような対応ができなかったのか、残念でならない。

【PR】注目情報

関連記事

次世代バナー
次世代バナー

人気記事ランキング

  1. 「勉強しないと将来は工事現場で赤棒振る仕事しかないで」教育ママの言葉にタクシー運転手がいった一言
  2. メロンゼリーを買ったのに「メロンが嫌いだから返金しろ」まさかのクレームに店長がとった毅然とした対応
  3. 「社長の息子のビールグラスが空いていたから」頭を殴られた男性、歓迎会の翌日に退職【衝撃エピソード振り返り再配信】
  4. 本社にクレームをいれたら、近所のコンビニが潰れてしまった話 ソフトクリームに文句を言ったところ……。
  5. 「あなたの日本語おかしいわね、日本人?」と電話口でクレーム → 「ご予約いただかなくて結構です」とお断りした男性【実録マンガ】
  6. パチンコ店を1時間で辞めた女性「制服がパンパンでファスナーが閉まらないのに“そのままホールに出ろ”と言われ、我慢できませんでした」
  7. 「お前どこにいるんだ、会社に来い!」海外出張中、社長から怒鳴られ…年収950万円の営業マンが絶句したワケ
  8. 郵便局で働き始めた女性、ママ友から「郵便局に行きづらくなった」言われて2週間弱で退職
  9. 職場で靴を盗まれた? 「警察に通報します」と貼り紙をした女性の怒り【実録マンガ】
  10. 「年収1200万円の夫が800万円のレクサスを買いたいと言う。許しますか?」専業主婦からの相談に冷たい意見

アーカイブ