家族経営の会社でウンザリしたエピソード「家族愛から脱税と横領」「従業員は社畜」 | キャリコネニュース - Page 2
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家族経営の会社でウンザリしたエピソード「家族愛から脱税と横領」「従業員は社畜」

技術職の40代男性の元職場では、休みはほとんどなく、ボーナスの支給もなかった。しかし同じ従業員でも、家族は高待遇で迎えられていた。

「ろくに仕事もしない家族に会社用のガソリンカードを渡していましたし、車も購入していました。毎月会社からお給料も払っていましたよ。完全に公私混同です」

男性は「やってられないですね。社長の悪評はあちこちで聞きます。二代目バカ社長じゃこうなるよな」と怒りをあらわにしている。

管理・事務職の40代女性も家族経営族経営会社の一人息子が社長に就任してから社風がおかしくなったと記す。とりわけ採用基準が社長の個人的な好みになったことに不満を感じた。「ヲタクで事務経験の無い、大人しく若い女性」だけが対象になってしまったからだ。

「仕事ができなくても、直接指導してる自分の自己満なのか、電話に出れなくてもOK。『大きな声で、ハキハキと電話に出るんだよ』と隣でささやき、お客様からの電話にそれらの女性たちが出ないでいると、全て社長が代わっていました」

しかし、面倒で手間のかかる仕事や雑用はすべてベテランに丸投げ。毎日遅い時間まで残業するはめになっている。あるとき、女性が社長に仕事量の多さや仕事の割り振りについての不満を伝えると、「仕事を減らすが、ボーナスもなくす」と脅されたという。

「若い子は嫌われたく無いからか、少しの仕事で、ボーナスたくさん払ってあげてましたが。ついていけず、辞めました」

「労基に訴えようとすると、先輩たちに威圧的にねじ伏せらせました」

管理・事務職の50代の人物は高校卒業と同時に上京し、家族経営の企業に入社。寮生活を送っていた。定時は9時~18時だったが、深夜1時までの残業は毎日のことだった。正社員なのに社会保険への加入もなく、奴隷のような生活を強いられた。

「最悪な環境でしたが、誰一人として文句も言わず働いていました。私は耐えられず退職を申し出ましたが、辞めさせてもらえませんでした。労基に訴えようとすると、先輩たちに威圧的にねじ伏せらせました」

限界を感じた女性は、年末の帰省時に荷物を実家に送り、逃げるように退職。「あの会社で働いていたら今頃死んでたかも……」と振り返っている。

営業職として働く40代女性は「元勤務先は、悪口が常に飛び交っている家族経営の会社でした」と振り返る。

「表向きは綺麗な言葉を並べますが、内心では『従業員は社畜だ』としか思っていません。『退職間近の人間はこき使え』と指示してきました」

女性は、「人として尊敬できる人が誰もいませんでした。あまりにも独裁的で、誰もついてこないと思います」と呆れている。

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