販売・サービス職の30代男性は、飲食業界の現実問題を語った。店長になると、シフトで人数が組めなければ休みは取れないという。基本は14時から25時までの勤務だが、
「準備とかランチスタッフがいないと朝から出勤です。店長以外のスタッフは終電までしか働けないので、片付けも明け方までかかります。その他に、業務報告やミーティング、会議準備の資料、シフト作成、研修、社員旅行と、時間はいくつあっても追いつきません」
と明かす。特に社員旅行は朝から晩まで上司のご機嫌とりで、「選べるなら参加したくはなかった」と明かす。
さらに、休憩が取れない現状について、「タイムカード上では打刻しているため、休憩をとったことになっています。退社の打刻も同じで、8時間勤務です。つまり、提出書類はホワイトにできる」という。
「何のための法律なんでしょうか?現状をみてもらう役所がないと永遠に変わるとは思えません」
「収入印紙はコピーして使い回すなどの公文書偽造はザラ」
以前、建設工事に関わっていたという40代男性の会社は、「コンプライアンス意識が全くなく、何それおいしいの?状態でした」と語る。
「契約書を二重に作成、収入印紙はコピーして使いまわす等の公文書偽造はザラ。納品済みの商材(木製)から虫が湧いたと言われると点検を称して交換作業して隠蔽する。工場内では消防法違反の建築物を建てる…言い出したらきりがありませんでした」
結局男性は、「課長にしてやるから公文書偽造をやっている連中の責任をとってくれ」と言われ、慌てて脱出した。
ほかにも、
「産業医を使ったリストラで危うく退職させられるところだった!それも犯罪レベルで。大企業のはずなんだけれど、常識から言えば単なる馬鹿と理解しました!」(50代男性、電気・電子・機械系技術職)
といった声が寄せられた。
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