職場の雑な働き方改革に苦しむ人々「他部署に雑務を押し付けて定時退社」「設備なくても作業時間は5分の1に削減強要」 | キャリコネニュース - Page 2
おかげさまで11周年 メルマガ読者数
65万人以上!

職場の雑な働き方改革に苦しむ人々「他部署に雑務を押し付けて定時退社」「設備なくても作業時間は5分の1に削減強要」

IT系技術職の40代男性は、無茶苦茶な労働時間削減に頭を抱えている。男性は、自身の仕事いついて必要機材を万全に整えることができれば、従来の作業時間の3分の2までは短縮できるという。

そこが限界なのに会社側は、「最低限必要な機材も無い状態で、従来の3分の1~5分の1の時間で作業完了を強要してくる」という。

IT会社務めの50代女性は、働き方改革がもたらした”悪しき風潮”を嘆く。社外出向が大半というスタイルのなか、「自社で働く総務部を中心に、定時退社を推奨するようになった」と言う。

「それによって総務部は自分たちで無駄だと思うことをやらなくなってきました。その分、他部署が対応するはめに……」

こうした現状に、「自分たちがよければ、それでよし!なんてどうかと思いますよね」とこぼす。

会社のために率先してマニュアルをつくると「そんなもんに何時間もかかるか!」

管理・事務職の40代女性は、会社の決めた年間労働時間の削減方針により、個人的なダメージを受けた。異動先の上司は「電卓でこの作業は1件〇分だから、全部で〇時間でできるだろう」とイレギュラーは全く加味しない。女性は、会社の計画時間を守って働いていた。しかし、

「まるで残業のために仕事しているように言われ、私のせいで部署の生産性が落ちてると言われました」

と明かす。また業監査用の書類に不備が多く、マニュアルを作成したが、「そんなもんに何時間もかかるか!」と責められたことも。面接室での一幕だったため、「恐怖で何も言えず、それが気になり逆にミスが増えてきました」という。女性は

「今まで無視されてきたサービス残業をしても仕事が終わらない会社なのに、いきなり時間を減らしても、逆に効率、仕事の精密性は落ちていくと思います。去年、家を建てましたがこのままでは収入減は間違いなし。すでに家を売る考えも頭に入れています」

と綴った。

キャリコネニュースは「働き方改革の弊害」「年収と貯金」に関するアンケートを募集をしています。

【PR】注目情報

関連記事

次世代バナー
次世代バナー

人気記事ランキング

  1. 冬のボーナス120万円の50代男性「住宅ローン返済に充てます」と語る
  2. 【実録マンガ】市役所のクレーマー「お前、高卒か?」 → 高学歴男性が「院卒です」と答えた結果
  3. 【実録マンガ】「あなたの日本語おかしいわね、日本人?」と電話口でクレーム → 「ご予約いただかなくて結構です」とお断りした男性
  4. “年収1100万円” 夫のボーナス事情に衝撃 「昨年は50万円、今年はまさかの0円」絶望する女性
  5. ヤクザの名刺をちらつかせる40代先輩、ついに後輩が「座れボケ!」とブチギレ説教 解雇された男が最後に放った言葉とは
  6. 【実録マンガ】職場で靴を盗まれた? 「警察に通報します」と貼り紙をした女性の怒り
  7. 【実録マンガ】転職初日、机なしで「パイプ椅子で膝上にPC」という地獄 → 2か月で退職した女性
  8. 冬のボーナス「240万円」に「100万円」が追加されたワケとは…大手メーカー勤務の女性のボーナス事情
  9. 【実録マンガ】面接官に「容姿に華がないね、地味!」と鼻で笑われ不採用になった女性 → 後日、採用担当者から「うちで働いてほしい」と連絡が来たが……
  10. 市役所にクレーマー「高卒じゃ話にならない」と言われ「院卒です」と答えた結果  「スッキリしました」と語る男性

アーカイブ