現在就業中の会社で副業が認められている、という人は23%に留まり、「禁止されている」が44%、「わからない」が33%となっている。
副業を「希望している」、「どちらかといえば希望している」と回答した人にその理由を聞くと、最も多かったのは「収入を増やしたい」で88%となった。他には「知見・視野を広げたい」や「スキルアップを図りたい」という声が挙がった。
副業経験があるという人は32%だった。経験してよかったことの1位は「副収入が得られた」(79%)だった。「本業とは別の賃金が増えることで、生活に少し余裕を持たせることができました」(23歳男性)という声も出ていた。
2位は「人間関係が広がった」(28%)、3位は「知見・視野が広がった」(24%)だった。本業だけでは得られなかった人脈形成や多様な人と接する機会が増えることで人間的成長につながったようだ。
副業経験がない人に対しては、副業への不安について聞いた。最多が「手続きや税金の処理が面倒」(52%)で、以降は「本業に支障が出そう」(46%)、「過重労働で体調を崩しそう」(41%)となっている。