管理・事務職の20代女性は、おじさん社員に振り回された社員旅行を嘆いている。
「移動バスの後方で、おじさん達が紙競馬というよく分からない賭け事を大声で行なっていてうるさい。酒をこぼし、一番前の席に流れてきても謝りもせず、新しい酒を取りに来る」
この女性の会社では、社員旅行費用は、毎月の給料から天引きされている。にもかかわらず、「その代金は殆どが酒代になっていて、楽しんでいるのはおじさん達だけ」だという。さらに、新入社員は強制参加によりステージで出し物をさせられるが、これを楽しんでいるのもおじさん達だけだったという。
「参加するだけでお小遣い3万円」でも内情は「風紀が乱れまくっていた」
営業職の30代男性は、こき使われ放題の社員旅行だったと振り返る。上司の思い付きで勝手に幹事にされ、宿やレンタカーの手配までやらされた。宿のことで難癖をつけられたのはいいが、帰りの運転はしんどかったという。
「いきなり『ブドウ狩りがしたい』と言い出して、ただでさえ人数オーバーな大型ワンボックスカーで、細い山道を走ったのには参りました」
販売・サービス職の50代女性は、今から20年以上前の社員旅行で、参加するだけでお小遣いが3万円もらえたことを明かす。それならばと、ほとんどの社員は参加したというが、内情は、
「宴会の際はお酌するのは当たり前。女性社員の部屋に男性社員が入ってきて、横に寝たりとか、風紀が乱れまくっていました。不倫も花盛りの時代で、非常階段で抱き合ってキスしている既婚男性と女性社員もいました。男性社員は宴会の後に女性を買いに行ったり」
と、散々だったことを吐露している。
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