はじめに、上司のコミュニケーション不足を指摘する回答だ。社会人としてはたらく以上、仕事を進めていくには他の同僚とのコミュニケーションは欠かせない。しかし、「コミュニケーションをとるのが苦手で自らコミュニケーションを取らない」(30代男性/クリエイティブ職)というように、上司自らコミュニケーションを拒否しているケースもある。
30代営業職の男性からは
「社内にいるときは基本無言。必要最低限の会話しかしないため、8時間隣にいるのに『おはようございます』と『お疲れ様でした』しか話さない日も。取引先との商談でもぼそぼそとした喋り方で相手も聞き取りにくそうにしています」
という声も。これでは取引先も困惑してしまいそうだ。
いわゆる「コミュ障」はプライベートならともかく、仕事においては部下や会社、取引先など多くの人に迷惑をかけてしまう可能性がある。仕事中だけは、何とか工夫してコミュニケーションを取ってもらいたいところだ。
「主語がない」説明不足で困惑する部下たち
アンケートでは上司の指示が説明不足で的確でないという回答が多く寄せられた。
中でも、上司に足りないものとして「主語がない」(60代男性/研究開発職)と指摘するものもあった。
そして、上司の説明不足が原因で仕事に支障が出てしまった人もいるようだ。
「上司の説明に主語がないために何を言っているのかわからず、クライアントにキレられた」(20代男性/営業職)
上司の指示は、的確でわかりやすくしてあって欲しいものだ。そのためにはコミュニケーションを取りやすい職場の雰囲気づくりと、上司部下で円滑に仕事をすすめようとする意志が必要不可欠だろう。
※キャリコネニュースでは引き続きアンケート「上司のコミュニケーションに不満のある人」を募集しています。