1位の新生銀行は、報酬に関して、
「報酬は良いほうであると思う。レベルに対する給料ももらいすぎな感がいなめない。ただし、簡単にこなせる業務でもないため妥当かもしれない。30代のうちに1000万円近くもらえるのはかなり恵まれていたと考えている」(金融システム開発/20代後半男性/年収950万円/2013年度)
と口コミが寄せられている。同社は、前身の日本長期信用銀行の経営破綻後、2000年に「新生銀行」として再出発。サービス対応と金融商品の充実度をはかる「銀行リテール力調査(2015)」(日本経済新聞社/日経リサーチ)では首位を獲得した。
柔軟な働き方を推進するため、様々な制度を充実させている。具体的には、最長3年間の休業期間を付与するライフサポート休職制度や、育児・介護時の期間限定パートタイマー制度、事由不問・回数制限なしのセルフ時差勤務、週2日以内の在宅勤務制度などがある。さらに、2018年からは副業や兼業を容認する制度を導入している。また、女性管理職比率は、2018年9月時点で31.3%と業界最高レベルをキープしている。
納得度の高い評価・報酬制度を整備しているほか、「フリンジ・ベネフィット」(通常の給与以外の経済的利益)も提供しており、2019年3月時点の平均年間給与は約768万円です。
調査対象は、『日経業界地図 2018年版』(日本経済新聞出版社)の銀行業を営む企業のうち、対象期間中に「キャリコネ」に20件以上評価が寄せられた企業。対象期間は、2016年4月~2018年3月。