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社会人の6割以上が「転勤は退職のきっかけになる」――「家賃補助が出るなら」と条件を付ける人も

今後、転職の辞令があった場合には、63%が「辞令を承諾する」もしくは「条件付きで承諾する」と回答。多くの「男性」(70%)が承諾の意向を示したのに対し、「女性」(57%)では半数近くにとどまり、男女間でやや差が開く結果になった。

転職に際して、会社に求める条件としては「家賃補助が出る」(73%)、「昇進・昇給がある」(56%)、「転勤期間が決まっている」(55%)などが多かった。少数派ながら「単身赴任手当」や「仕事内容」、「転職先の選択」などを挙げる人もいた。

実際に転勤を経験した人に「良かったこと」を聞くと、「人間関係が広がった」(55%)、「自身の能力が向上した」(39%)、「業務範囲が広がった」(37%)といった意見が目立った。

転勤拒否の理由「結婚」「子育て」「配偶者の仕事」「親の介護」

一方、条件に関係なく「辞令を拒否する」と答えた人も19%いた。理由の1位は「配偶者も仕事をしているから」「子育てがしづらいから」(各34%)、後に「親の世話・介護がしづらいから」(33%)、「持ち家が所有しづらいから」(26%)、「新しい土地に慣れることが大変だから」(25%)などが続いた。

また、実際に転勤をきっかけに退職した人のコメントでは、

「母の体調が悪く、自宅から通える範囲からは離れたくなかった。今後も転勤話は出るため」(30代女性)
「海外転勤を依頼されたが、父がガンで闘病しており、1年保たないため少し待ってほしいと言ったが、有無を言わさず辞令が出た」(45歳男性)
「全国転勤有の仕事で、結婚予定があり地域限定職への変更を申し出。反対され、退職に」(31歳女性)

と家族の介護や結婚が理由になったケースが多かったようだ。

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