“伝統を重んじる企業”は働きにくい?「挑戦することがない」「強制参加の行事で休日がつぶれた」 | キャリコネニュース - Page 2
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“伝統を重んじる企業”は働きにくい?「挑戦することがない」「強制参加の行事で休日がつぶれた」

「歴史があって伝統的な企業でありますが、変化革新の気風が弱いと思いました。若手が新しい事をするには物足りない会社であると思います」(営業、20代後半、男性、正社員、年収530万円)
「良くも悪くも伝統のある会社。これから大きなことに挑戦することもなく、ひたすら地道に自社製品を販売していくことに変わりはないと思われる」(法人営業、20代後半、男性、正社員、年収500万円)
「長年続いている企業なので、伝統などは大切にしている。家族経営を感じさせる部分は多分にあり、もう少し開放的でもいいのかなと思われる」(マーケティング、30代前半、男性、正社員、年収350万円)

創業から長年続いている企業では、革新的な雰囲気や挑戦する気持ちが足りないという声が寄せられた。だが、もともとは新興企業であり、最初の一歩を踏み出した時代があったはず。成長とともにビジネスモデルが完成され、安定を得られるようになると、リスクをとって踏み出す機会が少なくなるというのだ。

「伝統行事に強制参加」「先輩職員への作法に非常に厳しい」

「役員や支店長の多くが今の理事長の子飼であり、理事長に意見できる人間は皆無。とにかく上司との飲み会が多くうんざりする。それが伝統らしい」(営業。30代前半、男性、正社員、年収560万円)
「創設者や理事長をあがめる様なやや宗教じみた雰囲気が、組織内に今も漂っている。伝統的に受け継がれている社内での掛け声や、先輩職員に接する時の作法等に非常に厳しい」(教師・インストラクター、30代後半、男性、正社員、年収450万円)
「伝統行事のようなものがあり、全社員強制参加で休日が潰れた。毎週全社朝礼のようなものがあった。ローカルルールもかなり多いように感じた」(法人営業、20代後半、女性、正社員、年収400万円)

社風や職場の雰囲気にまつわる伝統話も寄せられた。社内で代々受け継がれてきた掛け声や行事、飲み会などのコミュニティルールによって、仕事が円滑にまわり、効率よく進むのであれば、受け継がれるべきかもしれない。しかし、そのしきたりによって社員の負担や苦痛が増し、業務の妨げになるのであれば、もはやこだわる必要はないだろう。

企業が、自社の伝統に誇りを持つのはいいことだ。だが、その上で「今の時代に合っているのか」「社員のためになっているのか」と内容を吟味すべき。そして、変革が必要な時には、思い切ってその伝統を変える勇気を持つ必要がある。【参照元:キャリコネ】

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