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だから会社を辞めました「Androidを使う人は社会人失格」「”挑戦してみろ”というが、チャレンジして失敗したら0点かマイナス評価」

以前、数人しかいない会社に勤務していた管理・事務職の40代女性は、社長の言動に耐えきれず退職を決意した。その会社に入社する際は、1か月かけて交渉したという。

「入社前の社長面接では、勤務中の会社でどのような業務内容を行っているかなど事細かな説明を求められました。その上で、入社したらどのように仕事を進めるか、どんな担当・役職にするかを決めて入社しました」

ところがいざ入社すると、元勤務先でしていた業務を全面否定された上に、「君の仕事は中身が薄い。うちの会社のレベルに達してないから、給与も無駄になる」と言われた。「それが入社数か月後ならまだしも、入社3日目で言われたら、やる気も失せます」と女性はいう。そこから社長の本性が露わになっていく。

「朝礼では新聞のコラムについて『意識高い意見』を発表させられます。お昼には全員一緒に社長の行きたいお店に同行。食事中は、ビジネス論などの意識高い系以外の話題は禁止でした。夕方7時に帰ろうとしたら『こんなに早く帰って何するの』と帰宅を阻止され、毎日終電で帰宅」

また、「会社支給の携帯はないが、通信費は負担する」と言われ、電話代を請求しようとしたら「特定キャリアのiPhoneを使わないと払えないと言われ、『他社のアンドロイドを使う人は社会人失格』と拒否されました」 という。

女性は社長から日々、人格否定を繰り返され、食欲不振とメンタル不調により入社1か月で倒れた。社長に退職を申し出るも却下されたが、2か月後にやっと意見が聞き入られた。女性は退職当時のことを振り返り、

「他の社員には退職日を知らせず、当日の夕方に『今日が最終日です』と言って去りました。でも後日、役所から『各種税金類が未納』という連絡がきて、社長に連絡したら『個人事業主みたいなもんだからさ、自分で払って』と言われました」

といい、「いろんな意味で辞めることができて良かったとつくづく思った会社でした」と綴った。

幹部は自腹で飲み会やゴルフに参加「行かないと悪口を言われたり、出世から外されたり」

管理・事務職の50代男性は、「もうどれを取ってもここに居場所はない」と感じて元勤務先を退職。そこは親会社の出世レースから外された、悪感情の塊のような社長が歴代就く会社だった。

「子会社の社員を徹底的に見下し、その中で尻尾を振る人間だけを昇進させるため、業績は上がる訳がありません。幹部と称される人間は、身銭を切ってまで飲み会やゴルフに付き合い、たまに行かない事があると悪口を言われたり、出世から外されたり」

そうしたことから男性は、「疑心暗鬼になるので仕事どころではないのです」という。一般社員や新入社員、女性社員の大半は向上心がなく、ただ毎日のルーティンをこなすだけ。社長は「とにかく挑戦してみろ」など格好のいい言葉を並べていたが、

「実際は『何にもしなければ50点』『チャレンジして失敗したら0点』もしくは『マイナス』という評価でした。結局、誰もチャレンジはしなくなりました。外見ではわからない陰湿な出来事ばかりだった」

とこぼしている。

※キャリコネニュースでは引き続き「会社を辞めようと思った瞬間」「会社であったスカッとした話」に関するアンケートを募集しています。

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