「比較的に裕福な家庭で育った」というクリエイティブ職の50代女性は、学生時代から親にクレジットカードを与えられていた。当時は家賃・カードの支払いは親がしていたが、社会人になって自分で払うようになった。
「社会人になり自立しましたが、お金の管理がうまくできなくて、不足分はカードで支払うように。初めは一括払いでしたが、段々と支払いがきつくなり、リボ払いに変えました」
当時は「毎月一定額の支払いで、楽になったように錯覚していました」という。そのまま結婚、退職、出産という流れで専業主婦になった。その間も支払いは続けていたが、リボの支払いがあることは夫に打ち明けることはできなかったという。
「自分でも何にいくら使ったのか、金利や手数料はどうなっているんだろうと不安でたまりませんでした。カード会社3社への支払額は、毎月8万円ほどでした。新たな買い物にはカードは使わず、なんとか支払い続けていました」
「もう絶対リボ払いはしません」
しかし、夫の実家で同居を開始し、夫の家族や親戚の面倒をみるようになり、復職できなくなった。そこから間もなくして、「経済的に破綻した」という。支払い残高は500万円に膨れ上がっていた。女性は、
「夫が車を買い替える時に、頭金を用意できない、とやっと打ち明けることができました。リボの支払いは夫の両親や、夫の財形貯蓄から出してもらい完済。もう絶対リボ払いはしません」
と決意を綴った。
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