管理・事務職の20代女性は、過去に勤めた会社で「女性社員は上司からのセクハラや愛人関係を強要された」という。技術職の20代女性は「ずっと『女のくせに』といった暴言を言われ続けました」と明かした。さらに、
「女性が少ないからと入社初日からセクハラを受け、だんだんエスカレートして管理職から肉体関係を求められ、拒否すると社内でレイプされそうになりました」
とも綴る。この女性は会社に相談すると「気を持たせるようなことをしたお前がおかしい」と言われ、不当解雇されたという。
このような会社の対応は少なくない。管理・事務職の50代男性は、「セクハラで女性が会社の相談窓口に相談すると、必ず女性が退職することで有名でした」という。職を失うことを恐れてセクハラの相談ができない女性は、想像以上に多いのだろう。