販売・サービス職の40代女性は、過去に勤務した保険会社について「企業というより所長が酷かった」という。「まだ幼稚園児がいるのに、オフィスに連れて来ればいいからと20時過ぎまで契約の手続きに行かされたりした」と綴る。
別の40代女性は、パート時代のことをこう綴った。
「子ども保育園に迎えに行ってまた会社に戻る。休みでも仕事があれば子連れで仕事に行く。今思えばなんてバカなことしてたんだと思いますが、当時はそうするしかなかったです」
女性は現在、同じ会社で正社員になった。ただ会社のシステムも変わったため、ほとんど残業することはなくなったという。
子どもの体調不良でも休んでも「嘘だろう」
営業職の30代男性は「子どもが熱を出して会社を休む場合は『休みすぎ』と言われ、次回の有給が取りづらい」という。子どもの体調不良にも関わらず、会社から理解を得られないという。
販売・サービス職の40代男性は、現在勤務する会社について「誰も喜ばない社員研修という名の一泊二日の社員旅行がある」と綴る。
「子どもがいる女性社員が参加を断ったところ、『理由書』を書かされ、謝らされていた。その理由書に謝罪の文がないと言って、再提出もさせられていた」
小さい子どもを残して社員旅行に行くのは母親にとっても心許ないだろう。男性は「経営者の意向に逆らう者は、いかなる理由でも許さないという、昭和もびっくりなブラック企業」と語る。
また、40代の女性は「子どもの病院で有休を出して休んだら『嘘だろう』と言われた」と明かす。子どもがいるた、辞めるにやめられず、今でもその職場で働いているという。
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