「管理職になりたかったか」と聞くと、「なりたくなかった」(8.4%)、「どちらかというと、なりたくなかった」(29.1%)の合わせて約4割が”なりたくなかった”ことが判明。
今後のキャリアプランについては1位が「現状維持」(42.7%)となり、以降の「更なる昇進」(18.3%)、「転職」(16.9%)、「独立・起業」(11.9%)、「経営層への昇格」(9%)とした回答者の割合を大きく引き離した。
「管理職になりたかった」という回答者に理由を聞くと、20代の1位は同率で「業務の幅を広げる」「裁量ある仕事をしたい」(各34.8%)だった。30~50代で1位だったのは「給与アップ」(各69%、76.8%、80.4%)、60代では「裁量ある仕事」(71.1%)だった。
一方、管理職を経験した回答者に「現在の不安・不満」を聞くと、20代のトップが「部下の育成」(38.5%)、30代では「業務量の増加」(35.7%)だった。40代では「業務量の増加」「経営者からのプレッシャー」(各45.7%)に。50~60代でも40代同様に「経営者からのプレッシャー」(各36%、40.8%)が1位だった。
また、理想とする管理職の人物像を男性に聞くと、最多は「適切な判断・対処ができ、頼りがいのある人」(38.8%)だった。次いで「責任を持ってチームを引っ張ってくれる人」(37.7%)、「部下の意見や考えに耳を傾けてくれる人」(33.2%)と続く。
女性の1位も同様に「適切な判断・対処ができ、頼りがいのある人」(42.2%)だった一方、以降は「分かりやすい指示ができる人」(28.1%)、「仕事に気分の浮き沈みを持ち込まない人」(26.7%)と男性とは異なる回答が寄せられた。