1位「東京エレクトロン」のやりがいについては、
「仕事を任され、チャレンジしやすい環境に思う。自分でキャリアプランを持って、自発的に仕事に取り組める人のほうが向いている社風に感じる。その代わり、仕事はややハードな時期もある。本社のあるビルは洗練されたところにあり、国際企業に勤めているという実感を持てる従業員も多くいると思う」(その他職種/40代前半男性/年収680万円/2012年度)
といった口コミが寄せられている。同社は、1963年設立の半導体製造装置およびフラットパネルディスプレイ製造装置メーカー。半導体製造装置事業では国内最大手であり、世界でも第3位の売上高を誇っている。また、売上の海外比率が80%を超えるグローバル企業だ。
ワークライフバランスの実現が社員と会社を成長させると考え、さまざまな体制を整備している。2017年度からグローバル統一基準の新人事制度をスタートさせ、成果に基づいた社員評価を行っている。達成度に応じた業績連動型賞与やキャリア機会の付与などが特徴的だ。2018年度の冬のボーナス支給ランキング(日本経済新聞社)では、1位に輝いている。
また、社員のライフスタイルやライフステージに応じた柔軟な働き方を実現させる取り組みも行われている。フレックス勤務の導入に加え、2017年からは在宅勤務制度を一部の部署で試行中。年次有給休暇の取得も奨励しているほか、勤続10年以上の社員に対して2週間から1ヶ月の特別休暇(有給)を付与する「リフレッシュ休暇制度」も導入しており、2018年度の利用実績は国内で605人に上った。