先日、5ちゃんねるで「社交性が無くて会社で孤立しています」というスレッドを発見した。閲覧してみると、僕のように社交性がなくて困っている人によるスレッドだということが分かった。
早速ここに書き込まれている、社交性がないために会社で孤立してしまっている人たちの声を見ていこう。
「忘年会や暑気払いの飲み会も全て欠席、送別会や歓迎会もほとんど出てない。仕事中は挨拶と業務連絡以外の会話もない。(中略)会社が苦痛で仕方ない」
「自分より後に入った後輩がどんどん自分より職場に溶け込んで皆と仲良くなっていくのが辛い」
これだよ、これ。僕が日ごろからことある事に感じている心の痛みの源泉はまさにこれなのだ。
ネアカな人にはあんまり同調してもらえないだろうけど、孤立すべくして孤立する人間っていうのは実在するものだ。そして、その辺のゴミみたいな扱いをされて、気に留めてもらうこともない。
一時はイケてる感出して頑張ったが……「途中から疲れてまた孤立気味に」
で、こういう話をしていると中には「そんなこと言ってないで、みんなの話に首を突っ込んでみなよ」とアドバイスする人が出てくる。だけど、そんなアドバイスなんてものは小学校低学年ぐらいの頃に、とっくに担任の先生や親から与えられている。アドバイスをされて、これなのである。
事実、スレッドには「頑張って社交性を手にしようとしたけどダメでした~!」というニュアンスの声も多い。こちらも紹介していこう。
「孤立してて普段誰とも会話しないから、たまに誰かと会話すると、周りの奴等がお互い顔を見合わせて笑ったりしてる 『孤立してる奴が無理して喋ってるw』みたいな感じで」
「俺は性格的にスクールカーストの下にいたけど見た目だけ良かったから服や立ち振る舞いをイケてる感出して頑張ってたら社会人になってからはまわりもそういう目で見て輪の中に入れるようになった。でも途中から疲れてきて、性格的な部分は本性出して(飲み会に行かないなど)やってたらまた孤立気味になってきた」
こんな感じで、努力して社交的にふるまったものの、人格までは変えられないもんだから当然しんどくなり、ボロが出てしまったという声はそこそこある。
僕も飲み会とかに顔を出して「なんとか面白い話をしないと」と気ばかり焦ってしまうことが本当に多い。そうすると、また呼んでもらえるのだが、このループがしんどくてしんどくて。
僕らネクラな孤立人間にとっては、社交性は一時、さもあるかのように装うのが精いっぱい。決して社交性は身につかないのだ……。