営業職の30代女性は、バブル絶頂期に入社した中高年世代の実状を明かす。すでに60歳を過ぎた社員も在籍し、その年代の大半が「給料を3割カットされても業務内容が同じだ」と不満を述べている。しかし女性はバブル世代社員について、
「経費で飲み食いや意味の無い出張などをして、かなり美味しい思いをしてきた年代です。今でも自分の都合や趣味に合わせて出張に行く爺さんがいます。給料を減らされてやる気が失せるなら、とっととやめてほしいと思います。お情けで会社に置いてもらっている身なのに……」
と綴っている。女性の勤め先は全国に名前が通っている企業だというが、女性の経験上では「地元の中小企業の方がましでした」という。さらに「今まで会社の看板と名刺で仕事をしてきた人たちに、今さら何ができるのでしょうか」と辛辣だ。
「いつまでも昭和の栄光を引きずる老害おじさんはほんと迷惑です。若い芽を潰したり、枯らしたり、飲み会もやめてほしい。会社も70までこんなの置いとく気なのでしょうか。時間とお金の無駄使い」
一方、氷河期世代「基礎学力からして相手になりません」
一方、そうしたバッシングに反論する中高年もいる。氷河期世代の40代男性は、「私自身がそう見られてもおかしくない」と認めながらも、若手に苦言を呈す。
「私の若い頃のサビ残を含めた勤務時間を時給換算すると、今のコンプライアンスで守られている若い人と同じぐらいです。そんなにおじさん連中が嫌なら、劣悪な環境で生き残った我々氷河期管理職を実績、能力、資格で追い越してください」
男性は博士号まで取得したが、それでも就職の際は苦戦したという。就職氷河期という厳しい時代を生き抜いてきたことから、「今は景気が良くなってFラン以下の大学生も取るようになりましたが、基礎学力からして相手になりません」と綴っている。
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