先述した通り、パソコンができずに若手や中堅に仕事を依頼する中高年が他にもいるようだ。そんな働かない中高年に対し、「尻拭いをさせられている」と感じている人は少なくない。
「パソコンもできない、動かないでしゃべってばかりのおばさんがいるが、邪魔で仕方がない。フォローがめんどくさい。WordやExcelも理解しようとしないから、結局しりぬぐいして時間の無駄になる」(20代女性/その他)
「60代管理職でとにかく仕事が遅い人がいる。ブラインドタッチはできず、Wordの使い方は文字を打つだけ。印刷するにも何度も失敗する。あまりにも遅いので若手社員が代わりにやっていたら、本人は悪びれる様子もなく若手に指示して任せるようになり、ついには何もしなくなった」(30代女性/建築・土木技術職)
中高年の入社当時、パソコンスキルは必要なかったかもしれない。しかし、今はデスクワークともなれば必須だ。年齢を言い訳にせず、仕事で必要なスキルは積極的に覚えてもらいたいものだ。
「周囲のフォローに無関心なのはどうかと思う」
パソコンでの作業以外でも中高年のフォローにまわっている人がいる。エンジニアの60代女性は
「昼寝、あくび、背伸び、雑談。周囲の士気を下げている。仕事の締め切りを守らず、見かねて周囲がフォロー。他人の批判は一人前以上。仕事しないけど残業。トイレで時間つぶし。とにかく目ざわり」
と怒りをあらわにする。他にも
「せめて給料分働いてほしい。自分が働かないことで、周囲の人間が尻拭いのために必死になっているのに関心がない態度はどうかと思う」(30代女性/コンサルタント・士業・金融・不動産)
といった声も寄せられた。中高年に限らず、仕事ができなければフォローをする人が必ずいる。給料をもらっている以上、周囲と協力して仕事をしなければ、他の社員から不満の声が噴出するのは当然だろう。
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