男性は危険性の低い職場で現場作業をしていたが、ヘルメットの着用を義務付けられていた。しかしヘルメットを着用したままだと、作業効率が悪化するという。そこで男性は帽子に変更するよう社長に提案したのだが、
「周りに社員が複数いる目の前で、『意見あるなら辞表持ってこい』と言われました。とりあえず皆は自分を無理に納得させて、全員でヘルメット作業を徹底していました」
そうしたなか、一人の上司が突如としてヘルメットを着用しなくなったという。男性は上司に面と向かって注意し、なおかつ社長にも報告した。ところが社長は、
「それぐらい見過ごせない奴には辞めてもらうしかない」
と言う始末だった。男性は「さすがにもうどうでもよくなりました」と綴っている。
「真面目に働いても報われない。とにかく休みが欲しかった」
以前、介護職をしていた40代女性は退職前のひと騒動を振り返る。その発端は、他の職員の退職や産休、育休など休みが重なったことだった。慢性的な人員不足により有休も取りづらく、挙句の果て体調を崩してしまう。
さらに経営不振を理由にボーナスも下げられた。女性は「真面目に働いても報われない。とにかく休みが欲しかった」と退職を決意した。ところが、
「退職希望を伝えると、別系列の介護施設への異動を言い渡されました。辞令は半年後からという内容でしたが、いきなり翌月に私の承諾もなく異動させられました。そこでは何を言っても無駄で、諦めて働いていました」
半年後、無事に退職することができたという。女性は「あの法人関係には何があっても二度と近づくまいと決心しました」と強い覚悟を述べている。
ほかには、
「ミスした事項をメモ書きにされた挙句『視力検査をした方がいい』と言われた。深夜までパワハラ三昧で、このままでは精神的に病んでしまうと思った」(50代男性、管理・事務職)
といった声も寄せられた。
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