テレワークにおける業務上の課題として、最も多く挙がったのは「会社にある紙の書類を確認できない」(39.6%)。次いで、「プリンターやスキャナーがない」(36.2%)、「自分以外の仕事の進捗が把握しづらい」(35%)が続いた。
テレワークの際、「紙書類の確認や捺印など出社しなければ対応できないタスクが発生し出社する」という経験がある人は64.2%。頻繁にあるが21.4%、時々あるが42.8%だった。
心理的・身体的課題として最も多かったのは「同僚とのコミュニケーション量が減る」(38.4%)。以降、「時間管理が難しい」(30%)、「つい仕事以外のことをしてしまう」(28.6%)という声も続く。
その他、「運動不足になる」(26.8%)、「集中力が続かない」(24.2%)、「上司に仕事をしていないと思われるのではと心配になる」(22.8%)、「ビデオ・オンライン会議が苦手」(20.2%)などの意見も挙がった。
今後定期的にテレワークを実施したいか聞いたところ、「積極的に実施したい」(52.6%)と「どちらかというと実施したい」(40.6%)との合計が9割超えとなった。