販売・サービス職の20代女性が綴るのは、かつて新卒で入社した職場の元上司についてだ。女性が質問や説明をしても、意図をまったく理解してもらえなかった。それでも、ご丁寧に説教をしてくるという。
「こちらが説明している途中であっても、『これはこういう話でこれが正しい』と決めつけてくるので、とにかくそこから先の話がまったくまとまりません。何度説明しても伝わらず、こちらから質問したら『理解できていない。この仕事は任せられない』と言い出す始末」
ようやく決定した方針も何日か経つと忘れてしまい、また同じことを繰り返す。女性は、
「上司の下で働いている人だけが、部署内でも異常なくらい残業時間がかさんでいました。だから他の人も同じような目に遭っていたのだと思います」
とこぼす。「この人には何を言っても無駄なんだ」と無力さを感じ、嫌気がさして2年で退職した。
「聞く気がないくせに、相談に乗っている風の“いい上司”感を出してくる」
技術職の30代女性は、身勝手な教育担当者について明かす。何かにつけ高圧的な態度をとる人で、まったく会話もなかったという。
「熟練者でなければできないレベルのタスクを振られました。結局はできなかったものの、『他の人の方が早い』という理由で、1週間もかかって作ったものを内容を見ることなく消されました」
営業職の20代女性は、職場にいる上司陣について綴る。女性が相談を持ちかけると、一応は話を聞くスタンスを見せるという。しかし、
「いざ真面目な話を始めると、大抵が『俺の時はな』などと自分の話にすり替える上司が多い。こちらの話など鼻から聞く気がないくせに、相談に乗っている風の“いい上司”感を出してくる」
という。見た目ほど内実が伴わない“羊頭狗肉”とは、まさにこのことだ。
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