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新型コロナで業績好調の従業員「テイクアウト需要で売上4割増」「テレワーク機器の販売。株価は上がっている」

店舗がある繁華街はインバウンドの減少に伴い、客足は半減以下になった。しかし男性の店舗では当面の間、休業は行わない方針だ。テイクアウトの需要が増えているという。

「3月から増えてきています。3月後半~4月にかけて店内飲食よりテイクアウトの方が多いです。従来のテイクアウトの売上は1割程度でしたが、今は3~4割ほどのびています」

来店客に対する感染対策にも力を入れている。

「姿勢を低くする接客スタイルで飛沫感染の防止に努めています。お客様同士の席を離してスペースを空けることで、不満を和らげる工夫も行っています」

苦戦を強いられる飲食業界において、数少ないケースといえるだろう。

「業務員の教育や新たなイベントの準備など、有難いことに仕事自体は忙しいです」

東京都でテレワーク機器の販売営業をする20代女性は、「株価は上がっています」という。しかし、それなりのリスクも抱えている。

「上司からの指示は客先へ訪問することが前提なので、渋谷や新宿などの人混みに行かざるを得ない状況です。感染しても会社は助けてくれません。人の命をなんだと思っているのでしょうか。失望しました」

女性にとって今が進退決断の時期なのかもしれない。

沖縄県の非営利団体で働く40代男性は、違った観点で業績の変化を感じている。イベントなどがすべて中止になり、利用者の自然来客を待つ状態だ。男性がいる施設は閑散としており、業績は思わしくない。ただ、

「その間に業務員の教育や新たなイベントの準備など、有難いことに仕事自体は忙しいです。何とか困っている人たちの手助けができればと、日々知恵を絞っています」

備えあれば憂いなし。一日も早い新型コロナの終息を願うほかない。

※キャリコネニュースでは引き続き「【新型コロナ】会社の業績に影響はありますか?」「新型コロナで退職を決意した人」に関するアンケートを募集しています。

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