退職を決意した上司のひどい対応「令和をRと書いたら怒られた」「自分のミスをなすりつけようとする課長」 | キャリコネニュース - Page 2
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退職を決意した上司のひどい対応「令和をRと書いたら怒られた」「自分のミスをなすりつけようとする課長」

女性が入社したのは、前任者が辞める半月前だった。社長の身内関係にあたるその人物は週に3日しか出勤していなかった。女性は短期間で詰め込まれ、余りの慌ただしさに仕事がまったく頭に入らなかったという。その上、

「上司に質問しても『前の資料を見なさい』と言うだけです。どこに載っているのかも分からない状態で探していると、半笑いで『時間かかり過ぎ』と言われました。一か月半ほど経って新人が入って来たのですが、上司は私に『教育係になれ』と言うのです」

女性は「自分もまだ仕事内容を把握してなかったので、あまりのプレッシャーに『無理です』と訴えました」という。その場では上司も「まだ2か月しか経ってないじゃないですか。ゆっくりでいいんですよ」と言っていた。しかし翌日から、異変が起こった。

「新人さんには丁寧に教え、私は完全無視です。半笑いで嫌味を言われました。毎日、何か粗探しをするような感じで、私が令和をRで書いたのを見つけ出され怒られました」

仕事内容に関しても細かく口出しするようになった。出納帳の5ミリの幅に3行分の文字をびっしり書かされ、挙げ句の果てに「遅い。なんでこんなに時間かかるか分からない」と言われたという。その瞬間、女性は「もう無理」と感じ、退職した。

「社員の不満も汲み取れない相手に何を言ってもムダ」

別の管理・事務職の40代女性は、元上司の独壇場だった前職を振り返る。ある女性営業員を贔屓にし、他の部下とは全く取り合わない課長がいる営業課に所属していた。

「その女性と課長は朝から夜まで、数少ない営業車で一日外出。課長も課長ですが、その女性もドヤ顔で『仕事中に病院へ連れて行ってもらった』と他の課員の前で話しており、ドン引きでした」

女性営業員は、面倒な仕事を同課の営業員に押し付けていた。課長は自身のミスを押し付けてきたため、さすがに女性は激怒。部長に報告したが、「話し合いでなんとか解決しろ」の一言だった。結局、事あるごとに他の課の課長が対応してくれていたという。

「転勤の多い職種なので、数年も我慢すればと耐えていました。しかし大手のくせにセクハラまで堂々と行われる社風に辟易し退職を決意しました」

当時について、「あの課長が現場にどれだけ迷惑かけたものか。心の中では、社員の不満も汲み取れない相手に何を言ってもムダだと呆れていました。その気持ちは今でも変わりません」と綴る。現在は同業種に転職し「待遇や年収も改善されたので良かったです」という。

※キャリコネニュースでは引き続き「会社を辞めようと思った瞬間」「【新型コロナ】国に期待する支援策は?」に関するアンケートを募集しています。

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